■若年成人期の肥満は、膵臓がんの発病リスクを増大させ、さらに平均発症年齢の若年化をすすめる

MD. Anderson Study Finds Even Stronger Relationship Between High Body Mass Index, Pancreatic Cancer

Early age of excess weight associated with younger age of diagnosis; obesity before diagnosis linked to poor outcome

M. D. Anderson News Release 06/23/09

米国M.D.AndersonキャンサーセンターのDonghui Li氏によると、20~39歳でBMIが25以下の人と比較して、BMIが25~30の患者はオッズ比(Odds Ration)が1.67と増加していること、また30以上(肥満)の患者では2.58 (95% CI 1.70 to 3.90)であったと6月24日発行のAMAに発表した。肥満は膵がんの危険因子として知られていたが、若年成人期の肥満が特に危険であることを示したのは今回の研究が初めてである。

また、50歳前の過体重または肥満の患者は、正常体重の患者より平均 2年~6年早く膵臓がんを発病するという。発症年齢の中央値は、正常体重で64歳、過体重で61歳、肥満の患者では59歳と報告された (P<0.05)。

過体重の患者の膵臓がんに関連した危険率(Hazard Ratio)は、1.26 (P=0.04)、肥満患者の場合は、1.86と肥満は膵臓がん患者の死亡リスクを増加させる要因であることが明示された (P<0.001)。肥満は、膵臓がんの発現、さらには進行に寄与することが示唆された結果となった。

研究者は、肥満によるインスリン調整異常と膵臓がん発現メカニズムの関連性について示唆した。メイヨクリニックのグロリアピーターソン氏とロバートマクウィリアム氏は、「この研究の意味することは大変重要である」と語った。「肥満は膵臓がんの早期罹患につながること、また肥満はステージ、外科療法の有無に関わらず膵臓がん患者の生存率を悪化させるというエビデンスは、米国のすべての年齢層にみられる肥満の増加現象に警鐘を鳴らすものであり、早急な介入が必要である」と述べた。

In addition to Li and Abbruzzese, M. D. Anderson authors on the study include: Manal Hassan, M.D., Ph.D., assistant professor in the Department of Gastrointestinal Medical Oncology; Melissa Bondy, Ph.D.; professor in the Department of Epidemiology; and Jeffrey S. Morris, Ph.D., associate professor, and Jun Liu, M.S., statistical analyst, both in the Department of Biostatistics. R. Sue Day, Ph.D., of The University of Texas School of Public Health at Houston also contributed to the study.

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