Abract No:229

著者: D. A. Richards, P. Muscarella, P. S. Ritch, W. E. Fisher, P. J. Flynn, S. H. Whiting, A. L. Mathisen, J. Ferraro, S. Speyer, A. L. Cohn; US Oncology Research, Tyler, TX; Ohio State University, Columbus, OH; Medical College of Wisconsin, Milwaukee, WI; Baylor College of Medicine, Houston, TX; Minnesota Oncology, Minneapolis, MN; University of Washington, Seattle, WA; QST Consultations, Allendale, MI; GlobeImmune, Inc., Louisville, CO; Rocky Mountain Cancer Centers, Denver, CO

 

背景:膵臓がんは、術後にゲムシタビン補助療法を施すにも関わらず再発する患者が多い。90%の膵臓がんにはRas癌遺伝子に異常が認められる。GI4000は、4個の熱処理で不活性化した遺伝子組換え S. cerevisiae yeastのシリーズから形成されている。それぞれ異なるRas遺伝子を発現するように遺伝子工学的につくられている。GI-4000は、単剤投与されたフェーズ1臨床試験において高い安全性のプロフィールを示した。

 

方法:切除がR0あるいはR1Ras遺伝子異常が確認された患者を対象とした。患者はGI-4000群と偽薬群に1;1で無作為に分けられ、切除後、21日から35日後に週一回の投与を受けた。ゲムシタビン療法と同時に6カ月継続され、その後は再発、死亡、あるいは中止となるまで単剤投与が継続された。ゲムシタビンは、1,000mg/m2 で6クール行われた。

 

結果:年齢中央値は61歳。60%男。切除状態はR0  77%、R1 23%であった。ゲムシタビンの投与数中央値は6クール。試験薬(GI-4000または偽薬)は、11ドース/35週であった。33%の患者に計57の治療関連の重篤な薬物有害反応(SAE)が現れた。そのうち、5%はGI-4100に関連と考えられ、7%はゲムシタビン関連と考えられる。薬物有害反応(AE)による35人の死亡と2人の中止が報告された。2%以上の被験者に起きた治療関連の重篤な薬物有害反応(SAE)は、小腸閉塞、腹部膿瘍であった。5%以上の被験者に起きたグレード3-4の薬物有害反応(AE)は、貧血、白血球減少、腹痛、疲労であった。発表データと比較して、同等数の中止、重篤な有害事象、有害事象、さらに死亡が報告された。

結論:術後補助療法(ジェムシタビン+GI-4000の組合せ)に参加した初期100症例の盲検法による安全性のデータは、ゲムシタビン単剤の安全性のデータと比較しても問題ない。四半期毎のベイズ解析を基にして、200症例まで登録症例数を増加する可能性がある。非盲検化された安全性、奏功性のデータは、臨床試験の終了時に発表される予定である。

 

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