昨年は、膵がん啓発パープルリボンキャンペーン医療セミナーを4都市(埼玉県、熊本県、岐阜県、東京都)にて開催しました。地元の患者会の方々のご支援もあり大変盛会でした。ありがとうございました。また、パープルリボンウォークは三重県津市と東京新宿区で開催しました。それから、膵消化管内分泌腫瘍(pgiNET)・膵がん・胆道がん勉強会などの教育・啓発イベントも全国で10回以上開催しました。

 また、「次世代がん研究推進プロジェクト」アドバイザリーボードメンバーとして、さらに「今後のがん研究のあり方に関する有識者会議」の一員として、厚生労働省の「がん研究戦略」のベースとなる「報告書」を取りまとめ、「難治性がんの早期発見ツール」など、がん撲滅に向けた「がん研究戦略」の中身作りに力を入れて参りました。また、新たながん治療法の開発や効果的ながん対策の実現に大きく役立つ「がん登録法」の成立に向けて、全力投球させていただきました。しかし、日本のがん対策は道半です。がん登録推進法がやっと制定されましたが、登録されたデータが集計され、使えるようになるまでにはまだ3年ほどかかると言われていますし、難治性がんの基礎研究から臨床研究まで一気通貫した包括的な戦略はいまだにありません。従いまして、膵臓がんの早期発見ツール、治癒につながる治療薬の開発には、ステークホルダーの方々と継続的に力をあわせて汗をかいて行くことが大切です。

 今年も署名活動を続け、昨年9月に米国で承認された標準治療薬、ナブパクリタキセル(nab-Paclitaxel)の早期承認を実現したいと考えています。ドラッグラグ問題を解消し、より充実したがん医療を実現するためには、なお一層の努力が必要です。私共、パンキャンジャパンでは、常に患者視点を忘れることなく、患者・家族の声に真摯に耳を傾け、ドラッグラグ問題も含め、膵臓がん患者家族が直面している課題解決に向けて、迅速果断に活動していく所存です。。

 本年がみなさまにとり、飛躍の年となりますようお祈り申し上げます。

昭和二十六年元旦

特定非営利活動法人パンキャンジャパン
理事長  眞島喜幸

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