プレシジョン医療を膵がん患者に届けるために
パンキャンは、ゲノム医療の早期実現を目指して活動する患者団体です。
パンキャンは、ゲノム医療の早期実現を目指して活動する患者団体です。
重要なトランスレーショナルリサーチの次のステップに向けて優先度の高い膵がん研究を行っている研究者を支援します。
膵臓がんの治療に関する新しい標的およびアプローチの特定、または治療抵抗性の理解および回避を目指す研究。
応募者は博士号を取得し、認定された学術、医療、研究機関と提携する必要があります。
日本の研究者、医療施設が今回の助成金の対象に含まれます。
応募締切日:2018年1月15日 Noon EST
この件に関する問い合わせは、 Maya Bader, PhD, at このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。.まで。
The New York Times
2017年10月30日
ノバルティス社は2017年10月30日(月曜日)、日本でも臨床試験が進む核医薬品 ルテセラ Lutathera(177Lu-Dotatate)の開発元であるアドバンテージ・アクセラレーター・アプリケーション社(AAA)を現金39億ドルで買収し、同社のがん領域のポートフォリオを強化すると発表した。 今回の契約により、ノバルティスは、神経内分泌腫瘍の放射性医薬品 ルテセラ に関するAAA社の販売権利を受けることになる。
ルテセラは、切除不能または転移性、進行性のよく分化したソマトスタチン受容体陽性の胃腸膵臓神経内分泌腫瘍(GI-NET)の治療のために今年の9月に欧州で承認された。 この放射性ラジオアイソトープ療法については米国でも審査中であり、FDAは2018年1月26日までに申請に関する決定を下す予定。
2017年7月14日
がんの遺伝子に関する研究を通して、科学者はがんの起源をよりよく理解することができるようになりました。膵臓、乳房または肺にがんが見つかったとき、がん細胞が増殖することを可能にする特定の分子変化に基づいたがん治療を見つけることが常に望まれてきましたが、それは長い間、空想科学小説のような話でした。しかし、2017年5月に、米国食品医薬品局(FDA)が、その長い歴史の中で初めて、どの小児がん、成人がんを治療するためにも使える ペンブロリズマブ(商品名:キートルーダ)という免疫療法薬を加速承認しました。それはがんの部位に関係なく、厳密にがん細胞の分子プロファイリングに基づいて承認された初めての医薬品となりました。
希望をつくるすい臓がん研究支援
すい臓がん患者の希望はがん研究から生まれます。みなさまのご寄付が、すい臓がんの特効薬開発に大きく貢献します。 みなさまのがん研究への「投資」が、最終的に「大きな成果として患者に還元される」ことになります。今、できること。がん研究に投資して、力をあわせて、すい臓がんを撲滅しましょう。2018年よりパンキャン賞を受賞した研究者には、米国癌学会すい臓がんスペシャル大会に参加していただき、世界のすい臓がん研究者の研究発表、FaceToFaceの情報交換をしていただくために旅費の助成金を提供する予定です。いくらでも結構です。みなさまのご支援がすい臓がん生存率を改善します。明日のすい臓がん患者のためにご支援ください。
パンキャンジャパンでは、米国パンキャン本部からの情報をもとにして、日本が国際標準治療薬が使えない「ドラッグラグ」問題の解決にむけて政策提言活動を続けてきました。その結果、5年以上かかっていたドラッグラグ問題も最近では2年と短縮されてきましたが、我々の目標は「ドラッグラグ0」です。パンキャン本部ではすい臓がんの「ゲノム医療」をすすめるために米国食品医薬品局(FDA)とともに小人数、しかも2年で結果をだす新しいタイプの治験を用意しています。これを日本で実現するのはハードルが高いと言われています。ドラッグラグ問題がさらに悪化することのないよう、すい臓がんのゲノム医療実現に向けて厚生労働大臣あてに要望活動を進めてまいります。みなさまのご支援をよろしくお願いします。
寄付が使われるのは・・・ 「すい臓がん研究者へのパンキャン賞」
「すい臓がん治療薬のドラッグラグ解決、ゲノム医療実現ための政府提言活動 」
■膵臓がん撲滅基金 こちらから寄付の額を選択してください。 ※個人情報・クレジットカード情報はNorton Securityで安全管理をしています。 |
2015年10月12日 マサチューセッツ州ケンブリッジ
米国メリマック社は、ゲムシタビンに耐性ができた進行膵がん患者向けのイリノテカンリポソーム注射剤(商品名:オニバイドONIVYDE)が米国FDA承認されたと発表した。イリノテカンリボソーム+5FU+ロイコボリン併用療法は、セカンドライン治療として、ゲムシタビンを使った多剤併用療法を含む治療に耐性ができた患者さんを対象としている。
海外ニュース:アドバンスト・アクセラレーター・アプリケーション社と富士フィルムファーマ株式会社は、ルテチウムドタテート(Lu 177 )によるペプチド受容体放射性核種療法(PRRT)の第1相試験をスタートしたと発表した。
欧州、米国における承認の動きを受けて、日本において単施設(横浜市立大学附属病院)にて、NET患者を対象にした第1相試験が開始され、いままではドイツ、スイスなどまで行かなければならなかったPRRT療法が国内で受けられる日が刻々と近づいてきた。
2017年9月6日
分子生物学(MNM)の国際スペシャリストであるアドバンスト・アクセラレーター・アプリケーション社(Advanced Accelerator Applications SA:AAA)は本日、日本において手術不能、ソマトスタチン受容体陽性、進行性膵NET、消化管NET、または肺NETの患者を対象としたルテチウムLu 177ドタテート*の第I相臨床試験を開始した発表した。