海外ニュース:局所進行膵癌対応ナノナイフ低侵襲手術と化学療法(FOLFIRINOX)
2017年5月22日
外科切除できない膵臓癌に対して、化学療法フォルフィリノックスと低浸潤手術ナノナイフの組み合わせは有効か?
この臨床試験は、ナノナイフまたは不可逆的エレクトロポレーション(Irreversible Electropolation:IRE)を使うことで、標準化学療法(FOLFIRINOX)が膵像癌細胞に到達しやすくなるかを研究することを目的にしている。
2017年5月22日
この臨床試験は、ナノナイフまたは不可逆的エレクトロポレーション(Irreversible Electropolation:IRE)を使うことで、標準化学療法(FOLFIRINOX)が膵像癌細胞に到達しやすくなるかを研究することを目的にしている。
AACRの雑誌 CancerTODAYの記事ー
「コロナウイルスは癌の臨床試験に影響を与える」
米国国立癌研究所(NCI)および食品医薬品局(FDA)は、新型コロナウイルス感染症の蔓延の中で臨床試験を管理するためのガイダンスを提供しています。米国のがんセンターは、試験に登録されている一部の患者のケアに変更を加えています。
2020年3月24日
著者 アンナ・アズヴォリンスキー
Nordrodenによる画像/ iStock / Getty Images Plus
米国におけるコロナウイルスの継続的な蔓延と増加するCOVID-19の症例に対応して、国立癌研究所(NCI)と食品医薬品局(FDA)は、臨床試験を実施している企業と管理している医師のための試験中の患者および研究への患者の募集に関する「実用的なガイドライン」を発表しました。
2017年12月6日
「最初の膵臓がんの症状が発生したとき、手術を行っている最中だった。」とロサンゼルスで整形外科医をしているメータ氏は語る。「私が手術をしている最中に突然失神発作が起きました。私は血糖値が低いのだろう、多分、仕事がきつくて過労ぎみであったのか、家で幼い赤ちゃんのお世話もしていたために疲れているのだろうと思っていました。」とそのときのこと説明する。メータ氏はすぐに血液検査を受け、重度の貧血であることが判明しました。すぐに彼は病院に入院し、精密検査を受けたところ、膵頭部に腫瘍があることが明らかになりました。2016年4月初旬のことです。「私はショックを受けました。私の家族には膵臓がんの家族歴はなかったし、または他のがんになった家族もいませんでした。それに、私はまだ35歳でした」とメータ氏は語る。
膵臓がんの標準化学療法であるGA療法(ゲムシタビン+ナブパクリタキセルGemzar+Abraxane)にがん幹細胞を阻害する新薬(ナパブカシンNapabukasin)を組み合わせた臨床試験が進んでいる。
2020年4月8日
新型コロナウィルス感染症は、初期段階の症状であればヒドロキシクロロキンとアジスロマイシンなど、ある程度効く薬があることが判明しましたが、一度重症化したら、手の施しようがないといわれています。いまその重症患者を対象とした臨床試験が世界中で行われています。ここでは代表的な臨床試験を紹介します。
■COVID19重症患者を対象とした臨床試験
新型コロナウィルス感染症の拡大で大打撃を受けている欧州の製薬企業フランスのサノフィ、スイスのロッシュ、また、緊急事態宣言がでた日本の富士フィルム富山化学などがCOVID-19患者を対象とした臨床試験をいま進めています。
大学病院専門医チームにより初めて膵がんと診断され集学的治療をうける
ボブ・ターク
2017年5月17日
2015年8月に膵がんと診断されましたが、その数ヶ月前から痛みを感じていました。地元の医師に行き、血液検査、CTスキャン、食道胃十二指腸鏡検査(EGD)、および大腸内視鏡検査をうけましたが、何も見つけることができませんでした。最後の検査が終わった後、その医師は私に大都市の大学病院を受診するよう勧めてくれました。
2017年3月23日~24日に、パンキャン代表ジュリー・フレシュマン氏は、権威あるヘルスリサーチアライアンス(HRA)の春季会において、パンキャンは、2020年までに患者の生存率を2倍にするという組織の目標を達成するために、「プレシジョンプロミスsm」臨床試験を開始すると発表した。これは膵臓がん患者のために個別化された治療法の開発を進めるためにデザインされた大規模臨床試験で、腫瘍の分子プロフィールをもとにして患者は複数の治療グループに分けられる前例のない試験である。「膵臓がんの治療成績を改善するためにはこの試験は不可欠です。」とパンキャン代表ジュリーフレッシュマン氏は述べた。さらに「パンキャンは臨床試験のために患者を探すのではなく、 個々の患者に適した臨床試験をデザインします。」と説明した。