膵臓がん

  • イリノテカンリポゾーム注射液(商品名:Onivyde)が2016年版NCCN膵癌診療ガイドラインに採択される

     

    2016年5月24日

     

    Merrimack社は、イリノテカンリポゾーム注射液(商品名:Onivyde)+フルオロユラシル (5-FU)+ロイコボリン併用療法が2016年版NCCN診療ガイドライン(2016 NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology)に、ゲムシタビン耐性の進行膵がん患者さんのセコンドライン治療として表記されたと発表した。この併用療法は、エビデンスレベルが一番高い「カテゴリー1」が与えられている。

    「ゲムシタビンを使用した治療に耐性ができた患者のための唯一のFDA承認を受けた治療法として、治療法が限られた患者のアンメットニーズに答えるものである」とMerrimack社のスポークスマンは語った。

  • ASCO 2017第53回米国癌治療学会は、6月2日から6日の間、シカゴのマコーミックプラザにおいて開催された。この記事は膵臓がんの臨床試験に関連したダイジェストである。

     

    標準化学療法レジメンに試験薬を加えることにより、転移性膵臓癌患者のサブグループは、標準治療を受けた患者と比較して、がん進行を有意に遅らせる効果があったと、フレッドハッチンソン癌研究センターの治験責任医師Sunil Hingorani氏は語った。無作為化対照試験では、腫瘍に多量の標的分子が含まれている参加者に実験的治療法を与えた場合、標準化学療法のみを受けた対照群の参加者よりも無増悪生存期間(PFS)が4ヶ月延長された。Hingorani氏は、2017 ASCO年次総会(要約4008)で研究結果を発表した。この結果は、昨年開かれた世界的なフェーズIII試験にペグ化組換えヒトヒアルロニダーゼ(PEGHH)と呼ばれるこの試験薬を入れたことが正しかったことを証明したと述べた。

  • PETCT

    2017年6月16日

    微小膵癌の検出を可能にしたヒトモノクローナル抗体(HuMab-5B1)による免疫PET画像診断(Immuno-PET)
    ~抗体ががん抗原CA19-9とつながることで微小な膵癌が見つかるようになる~

     

    2017年核医学・分子イメージング学会(SNMMI)年次総会において新規ヒトモノクローナル抗体HuMab-5B1によるイメージングの実現可能性と安全性の検証に関する最初のファーストインヒューマンインヒューマン試験が発表された。このヒトモノクローナル抗体は、膵臓腫瘍および小細胞肺癌および胃腸系の腫瘍を含む様々な他の悪性腫瘍で発現する 癌抗原(CA)19-9を標的とする。それにより、いままで難しかった固形がんの小さな腫瘍を識別できる精度が向上し、治療の選択をガイドする役割も期待される。

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    matumoto mayumi

    長期サバイバーへの道―画期的な術前補助療法と外科切除ーによる膵臓がんからの生還

     

    2013年10月31日、膵体尾部脾臓摘出手術をしました。私が膵臓がんの告知を受け、手術をしてから、早いもので3年7ヶ月が経ちました。いま考えると術前化学療法がよく効いたお蔭でがんが縮小し、それで手術がうまくいったのかなと感じています。

  • Survivor story PanCAN surgery twice

    2016年5月26日

    GA療法と新薬の臨床試験で新しい境地を開く

     

    ■わたくしが膵臓がんだと知らせてくれたのは黄疸だった

    2014年5月、私はステージ4の膵臓がんと診断されました。 何かがおかしいという最初の兆候は、わずか5週間前、黄疸の症状を経験したときでした。黄疸は、膵頭部の小さな腫瘍が原因であることが判明しました。当初の診断ではステージ2の膵臓がんでしたので、膵頭十二指腸切除術が試みられました。 その手術の最中に肝転移が確認されたため手術は中止されました。肝転移のあるステージ4の膵臓がんと診断がかわりました。

     

  • IMichele Steele photo

    ミシェル・スチール 群馬県在住

     

    日本の最先端医療によりステージ4Bで手術できた膵癌患者

    ~手術不可からのコンバージョン手術への挑戦~

     

    *ミシェル・スチールさんは、パープルストライド神奈川・東京2017に参加します。

    ミシェルさんとお話されたい方はパープルストライドにぜひご参加ください。

    パープルストライド神奈川・東京2017

    http://bit.ly/2fVJlw5

     


    ■痛みと共にやってきた膵臓(すいぞう)がん
    2016年の2月の終わりに、日本にいた私は膵臓がんと診断されました。実際に何かおかしいという兆候は全くなかったので、それは本当にショックなことでした。
     当時私は51歳で、それまで一度も病気を経験したことがなく、健康に過ごしてきました。しかし、数ヶ月にわたって、重い背中の痛みを経験していました。私はそれが、ストレスからくるものであり、筋肉の凝りや神経が圧迫されて起こることであると考えていました。しかし、胸骨の下にも痛みを感じ始めたので、もしかしたらその痛みが背中の痛みと関連している可能性があるのではと考え始めました。
    医者が膵臓がんの診断を下したときの私の最初の反応は、「OK(いいわ)、これを取り除くためには何をする必要があるの?」でした。私は当時、膵臓がんがどれほど深刻なのか、それがいかに難しい病気かを理解していなかったのです。

  • penbrolizmab request submit 20170629

     2017年6月28日

     

    『厚労省へ、米FDA承認のペンブロリズマブ(キイトルーダ)の早期承認をもとめる要望書を提出いたしました』

     

     

    2017年523日に米国FDAによってペンブロリズマブが膵臓がんに承認されました。それを受けて、本日、2017年6月28日、厚労省にお伺いし、医薬・生活衛生局の杉山基準係長、伊藤厚生労働技官に 「米FDA初の臓器横断型バイーマーカーに基づく免疫療法の承認、ペンブロリズマブの早期承認を求める要望書」を提出させていただきました。

  • dMMR or MCI H photo

     

    「3,000を超える膵臓がん患者の腫瘍サンプルの包括的なゲノムプロファイリングにより、我々は、ALK転座を有する腫瘍をもつ5人の患者を同定した」とピッツバーグ大学医学部の病理学部助教授Aatur Singhi氏MD、PhDと共同研究者 Nathan Bahary氏、MD、PhDを含む多施設共同研究チームは、Journal of the National Comprehensive Cancer Networkに発表した。

  • 2017年3月23日~24日に、パンキャン代表ジュリー・フレシュマン氏は、権威あるヘルスリサーチアライアンス(HRA)の春季会において、パンキャンは、2020年までに患者の生存率を2倍にするという組織の目標を達成するために、「プレシジョンプロミスsm」臨床試験を開始すると発表した。これは膵臓がん患者のために個別化された治療法の開発を進めるためにデザインされた大規模臨床試験で、腫瘍の分子プロフィールをもとにして患者は複数の治療グループに分けられる前例のない試験である。「膵臓がんの治療成績を改善するためにはこの試験は不可欠です。」とパンキャン代表ジュリーフレッシュマン氏は述べた。さらに「パンキャンは臨床試験のために患者を探すのではなく、 個々の患者に適した臨床試験をデザインします。」と説明した。

  • リキッドバイオプシー*(液体生検、liquid biopsy)は、手術あるいは超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診(endoscopic ultrasonography-fine needle aspiration:EUS-FNA)によって腫瘍組織を採取する従来の生検(biopsy)に代えて、血液を使って診断する技術を指す。血液検査なので、簡単でしかも患者の負担も小さいのが特長。
     

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