膵臓がん専門病院(治療成績)

   膵臓がん専門病院一覧(治療成績)     臓器別がん生存率・再発率などの治療成績あるいは症例数を公開している専門病院の一覧です。近年、データを公開する病院は増えています。従って、近隣の病院が下記一覧にない場合でも、他の情報を調べるよう心がけてください。外科療法を考慮する場合、症例数と治療成績は比例するという調査もあります。外科医の症例数、治療成績は重要な判断材料となりますので、病院のデータを確認してください。   【宮城県】東北大学病院 肝胆膵外科   【栃木県】 栃木県立がんセンター(宇都宮市) 消化器外科2   【千葉県】 千葉大学医学部付属病院(千葉市) 第2外科 【東京都】国立がんセンター中央病院(中央区) 肝胆膵外科東京女子医科大学病院・消化器病センター(新宿区) 消化器外科都立駒込病院(文京区) 外科日本医科大学付属病院(文京区) 第1外科虎の門病院(港区) 消化器外科帝京大学医学部付属病院(板橋区) 外科 【神奈川県】神奈川県立がんセンター(横浜市) 外科第4科東海大学医学部付属病院(伊勢原市)消化器外科昭和大学藤が丘病院(横浜市) 外科   【静岡県】静岡県立静岡がんセンター(長泉町)肝胆膵外科   【愛知県】名古屋大学医学部付属病院(名古屋市昭和区)消化器外科   【大阪府】大阪府立成人病センター(大阪市東成区) 第1外科大阪市立大学医学部付属病院(大阪市阿倍野区) 第1外科大阪大学医学部付属病院(吹田市)…

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診断方法(Diagnosis)

  すい臓がんの早期診断は困難といわれています。その理由は、症状は顕著ではなく、細胞のがん化のプロセスが緩やかに進行していくためです。もし、すい臓がんを疑う症状がでている場合は、正確な診断をするためにさまざまな検査が行われます。通常医師は、一般的な健康状態を把握するために病歴と家族の健康について問診し、皮膚と目を含む検査とすい臓、肝臓および胆嚢周辺の変化を確認するために腹部を触診するでしょう。血液検査、尿検査および検便が行われるかもしれません。すい臓がんを発見するための単純な血液検査はありませんが、すい臓がんのある人は、よく血液中のビリルビンと肝臓酵素のレベルが上昇しています。すい臓がんのある人、あるいは疑いのある人を検査するために使用される診断・測定ツールのいくつかを紹介します。 腫瘍マーカー(CA19-9) CTスキャンComputer Tomography(CT) 超音波内視鏡検査(EUS)Endoscopic Ultrasound(EUS) 核磁気共鳴膵胆管造影(MRI/MRCP)Magnetic Resonance Cholangiopancreatography 内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP) Endoscopic Retrograde Cholangiopancreatography(ERCP) 超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)Endoscopit Ultra sonography guided Fine Needle Aspiration   <このがん情報は米国PanCANで作成されています。日本の状況と多少異なる点もあります。それらについては担当医にご相談下さい。PanCANJapanの責任で翻訳、提供しています。無断転載禁止。>

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CTスキャン(CT)

Computed Tomography CTスキャンとは1970年代より、CTスキャン(CT=Comuputed Tomography)は身体の3次元再構成像を作成するために使われてきています。CTは身体の痛みを伴わず、迅速にできる非侵襲的画像検査方法によって、医師がすい臓がんといったがんの診断をすみやかにできるようになりました。X線を用いるCTスキャナーは身体の内側を複数の横断像で撮影し、コンピューターがそれを再構成します。作成された画像は、モニター表示や印刷で出力されます。   なぜCTスキャンを使うのか骨だけを写すX線写真と異なり、CT画像は軟部組織や血管、骨を示すこともできます。CTスキャンに計上妙性造影剤を用いると、すい臓の小さな腫瘍やがんの広がりがより明瞭にわかります。 スパイラルCTとは現在のCT機器の多くはスパイラルCTです。スパイラルCTでは、X線のビームがテーブルにのっている患者の周りをゆっくりらせん状に回転しながら移動します。スパイラルCTでは、これまでのCTよりよりはやく断面図を撮影することができます。     <このがん情報は米国PanCANで作成されています。日本の状況と異なる点もあります。それらについては担当医にご相談下さい。PanCANJapanの責任で翻訳、提供しています。無断転載禁止。>    

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すい臓がん(Pancreatic Cancer)

■すい臓がん     すい臓は長さ15cm、厚さ2cmほどの分泌腺で、胃の後ろにあり、まわりを胃、十二指腸、肝臓、脾臓に囲まれ、平たい梨の形をしています。幅の広い部分は頭部(右側)と 呼ばれ、十二指腸に接しています。中央部が体部で、細い部分が尾部(左側)と呼ばれ脾臓に接しています。鉤状突起は分泌腺の一部で、膵頭部の下に弓なりに曲がっている部分です。     すい臓には2つの主な働きがあります。ひとつは外分泌機能と呼ばれる、アミラーゼのような消化酵素を作ります。もうひとつは2つのホルモン、インシュリンとグルカゴンを作る内分泌機能です。すい臓の中にあるランゲルハンス島細胞はインシュリンとグルカゴンを産生し血液中に分泌します。グルカゴンは血糖値を上げ、インシュリンは低下させます。この2つのホルモンが血糖値を正常に保つ役割を担っています。    すい臓がんの大部分は、膵管を覆う細胞の病変からくる外分泌腫瘍です。それほど症例数は多くありませんが、ランゲルハンス島細胞から発生する内分泌腫瘍もあります。このような性質の異なる内分泌腫瘍や良性腫瘍もあります。   担当医から病理診断も含め診断結果・診断法について詳しく説明を受けてください。                      <このがん情報は米国PanCANで作成されていますので、日本の状況と多少異なる点もあります。それらについては担当医にご相談下さい。PanCANJapanの責任で翻訳、提供しています。無断転載禁止>

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最初のステップ

■すい臓がんと診断されたら   まずはご自分のがんについて知ることが大切です。 「すい臓のがん」といわれる腫瘍は20種類ちかくあります。種類によっては外科的切除が高い確率で可能となります。スティーブジョブズ氏のすい臓がんは手術で切除できるタイプ(膵神経内分泌腫瘍)でした。一番患者が多いすい臓がんは、「膵腺癌(すいせんがん)」と言われる、膵管のなかの細胞ががん化するものです。    昔は、「お任せしますので、どうぞよろしく」というタイプの医師と患者の対話が多かったと思いますが、最近は病状から治療方針まで詳しく説明し、インフォー ムドコンセントを通して患者さんの同意を求める医師が多くなりました。従って、患者・ご家族も医師にすべてをおまかせした「患者不在」の治療をすすめても らうのではなく、病歴、症状、検査結果、診断結果が記録されたカルテをコピーしてもらうなどして、病期・ステージ、さらに治療方針の内容について調べましょう。 日本膵臓学会による『膵癌診療ガイドライン標準治療ガイドライン』(金原出版)、それと患者向けブックレット『膵臓がんの概観』 (パンキャンジャパン) が参考になります。パンキャンジャパンが出版する『膵臓がんの概観』は、患者と家族が必要とする、すべての情報を網羅し、その本があればワンストップですべてがわかるよう、辞書のように編集されています。膵癌診療ガイドライン2019年度版、2022年度版に紹介される新しい情報は、『膵臓がんの概観』補足資料に網羅されます。補足資料もご利用ください。補足資料につきましては、パンキャン事務局までお問合せください。([email protected]) 診断結果、病期・ステージ、治療方針の説明があった段階で、解らないことがあれば担当医に質問してください。 治療については、いくつかの選択肢が提示される場合があります。すい臓がんと告知されたときは、誰でも頭のなかが真っ白になるなど、動揺するものです。ご自分で質問しづらい場合は、ご家族、友人の方などにお願いして質問してもらうこともいいでしょう。ここで重要なことは、わからないことをわからないままにしておかないことです。質問しづらい先生の場合、質問を紙に書いて、渡しましょう。   最近はセカンドオピニオンのサービスを提供する病院が増えています。セカンドオピニオンとは最初の医師の診断結果、治療法について、他の専門医の意見も聞いてみるというものです。欧米ではチーム医療が進み、外科医、内科医、放射線科医、病理医など複数の専門医が参加して、患者の診断結果と治療法について検討します。   すい臓がんはほっておくと進行しますので、適切な治療を早めに受けることが必要です。すい臓がん専門病院のセカンドオピニオンサービスを受け、患者・ご家族も納得の上で治療に入りましょう。   すい臓がんは難治がんと言われていますが、毎年大勢の方がすい臓がんのサバイバーとしてPanCAN のシンポジウムに参加されています。希望を持ち、絶対にあきらめずに、気持ちを前向きにもって、すぐに行動に移すことが大切です。   ■最初にすること ステップ1: 自分のすい臓がんについて調べる  すい臓とはどういう機能をもつ臓器なのか  すい臓がんとはどのような病気なのか  すい臓がんの種類と診断方法について  腫瘍のあるすい臓の部位、大きさ、また病期(ステージ)について (UICC分類)    参考資料:…

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国内ニュース: ゲムシタビンとエスワン併用で延命効果

■進行膵がんを対象としたゲムシタビン+エスワン併用療法(GS療法)に延命効果 膵がんの標準治療薬であるゲムシタビン(Gemcitabine)にエスワン(S-1)を組み合わせた併用療法の臨床試験が、進行膵がん患者を対象として、国立がんセンターを含む多施設ですすめられている。この臨床試験で、生存期間が平均約6か月から約10か月に延長することが明らかになった。 詳しくはここをクリックしてください。

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