政策提言:ドラッグラグ問題解消を訴える患者からの手紙

厚生労働大臣 田村憲久 様   膵臓がん患者からの手紙        私は愛知県よりまいりました膵臓がん患者の落合誠一と申します。    膵臓がん患者の8割は手術が出来ず、主に抗がん剤に頼らねばならない状況です。いまは、患者仲間とお互い励ましあいながら頑張っておりますが、あるとき患者仲間がきて、「私に使える薬はなくなりました」と言って、悲しそうな目をして病院を去って行かれました。  その方とはそれ以来、二度とお会いすることはありませんでした。  ともに戦ってきた闘病仲間が次々と先立っていかれる現実が後をたちません。使える薬が無くなり追い詰められるのです。    米国では膵臓がんに10剤程度承認され、使われているそうです!!!!  それらの薬はすでに日本で承認され、他のがんに日常的に使われています。薬がないのではなく、あるのに使えない・・・・・ 患者としては理解出来ない所です。このような悲惨な実態は、私の中での「誇りある日本のがん医療の姿」ではありません。悔しくてなりません!!!    本日ここに署名をお持ち致しましたが、この中には抗がん剤3剤を使いきり、治療法が無くなって追い詰められた待ったなしの、全国の膵臓がん患者さんの、すがる様な思いが沢山詰まっております。  皆さんは固唾を飲んで本日の結果を注目しています。 一刻も早く、一剤でも多く使えるようにし、治療の選択肢を増やして、これからも命を繋いでいけるという、生きて、生きて、生き抜けるチャンスと希望を与えて欲しいと思います。  それからもう一つお願いがあります。 私は、我が国の膵臓がんに関する研究が、他の部位のがんに比べて大きく遅れていると感じています。いまだに、早期発見ツールもなく、進行した膵臓がんを治す薬もありません。    「第3次対がん10か年総合戦略」では、難治性がんが重点項目であったにもかかわらず、膵臓がんには僅かな研究費しかつかなかったそうです。膵臓がんは難治がんであり、がんの王様と言われています。この様な厳しい状況を早く改善して行くために、膵臓がんの研究予算を増額していただき、研究者を増やし、国の重点テーマとして今まで以上に力を入れて頂きたいと願っております。    どうか患者の願いを汲み取って頂きたく、宜しくお願い申し上げます。   平成25年6月25日 落合 誠一 パンキャンジャパン患者諮問委員  …

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政策提言:ドラッグラグ問題解消を訴える遺族からの手紙

厚生労働大臣 田村憲久 様   膵臓がん遺族からの手紙      私は埼玉県よりまいりました膵臓がん患者遺族の今野喜彦です。  私は、14歳のときに膵臓がんで母を亡くしました。いまから7年前のことです。  その当時は、膵臓がんに使えるお薬はひとつしかなく、そのお薬もしだいに効かなくなりました。医師から、「もう使えるお薬はありません」と言われた時の母と父の悲しい顔をいまだに覚えています。  母は14歳だった私に、伝えたいことがまだたくさんあったと思います、今でも元気で生きていてほしかったと思っています。    膵臓がんで使えるお薬はいまだに3剤しかありません。  私たちのような患者家族の悲しみを繰り返さないように、膵臓がんのドラッグラグを解消して使えるお薬を増やしてください。 お願いします。   平成25年6月24日    今野喜彦    埼玉県さいたま市       All of this article are copyrighted. (記事の転載には、申請が必要です) Edited  2013.6.25

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