国内ニュース: がんペプチドワクチン療法について

■がんペプチドワクチン療法について     東京大学医科学研究所の中村祐輔氏のグループは、がん細胞に特異的に発現している遺伝子産物から高い抗原性を持ったペプチドを割り出し、患者の免疫力を高める「がんペプチドワクチン」の開発を進めています。

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アメリカ膵がん研究の最前線を探る

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■膵がん診療の最前線を探る   膵臓がん(膵がん)の診療・研究で世界をリードするメリーランド州バルチモア市に位置するJohns Hopkins病院。同病院は、US. News & World Report誌による全米病院ランキングで第1位であり、膵がん治療の患者数も治療成績においても全米第1位だ。膵がん診療の最前線を報告したい。 【寄稿】パンキャンジャパン・アメリカ訪問記-その1 詳しくは「がんナビ」でご覧下さい。   ■膵がん研究の最前線から見えてきた膵がん発症のメカニズム 膵がん診療で世界をリードするJohns Hopkins病院。一方、教育・研究機関であるJohns Hopkins大学は膵がんの研究で世界を牽引している。同大学内にある全米家族性膵がん登録制度のオフィスを訪問し、膵がんの発症に関わる遺伝子研究の 最前線を垣間見た。   【寄稿】パンキャンジャパン・アメリカ訪問記-その2 詳しくは「がんナビ」でご覧下さい。

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新薬ニュース:ナノプラチン、台湾で治験へ

膵臓がん治療薬「ナノプラチン(開発番号NC-6004)」台湾で治験へ 進行性・転移性膵がんを対象とする抗がん剤「ナノプラチン」の第Ⅰ相臨床試験が来年初頭にも台湾で開始されるとナノキャリア社は発表した。「ナノプラチン(NC-6004)」 はナノレベルの微粒子に抗がん剤を詰めた構造をもつ抗がん剤でナノ化された薬剤は患部に効率よく送り届けられることから治療効率が高まり、副作用が減少すると期待される。英国では第Ⅰ相試験を終了。台湾における第Ⅰ・Ⅱ相試験の結果をみて、治験実施国の選定を検討していく。

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開発中の新薬/New Drugs2008

開発中の抗がん剤リスト(2008)     現在、開発中で膵臓がんに使える可能性がある抗がん剤は150種類以上と言われ、前臨床試験は30種類、フェーズⅠ/Ⅱは110種類、フェーズⅢは15種類です。 安全性、有効性を確認するフェーズⅠ/Ⅱの薬剤は多数ありますが、その一部が標準薬であるゲムシタビンに対する有意性を検証するフェーズⅢに進み、さらに試験をすすめて良好な結果が認められれば始めて承認申請されます。

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服部政治(略歴)

   <略歴>  昭和42年1月9日 神奈川県生まれ (41歳) 1985年(昭和60年)3月東京都立日比谷高校卒業後、1986年大分医科大学へ入学。1992年(平成4年)同大学を卒業し、同麻酔学教室へ入局。その後関連病院で麻酔科としての修行をし、1999年米国留学した。留学中にメモリアル・スローン・ケタリング・キャンサーセンターで麻酔科ペインクリニック科による術後鎮痛ならびにがん性疼痛管理を半年間学び、2000年に帰国し、大分大学医学部附属病院の緩和ケア支援チームリーダーの任に就く。2006年10月、国立がんセンター中央病院麻酔・緩和ケア科 緩和ケアチームリーダー、2008年3月、ペインクリニックを中心としたがん性疼痛管理に取り組むため癌研有明病院麻酔科(ペインクリニック)へ。 <主な取り組み>  がん性疼痛患者の中でも治療困難な激しい痛みに対するInterventional pain treatment(神経破壊、脊髄鎮痛法など)。 <認定> 日本麻酔科学会 専門医                    日本ペインクリニック学会 専門医 日本緩和医療学会 理事                    日本緩和医療薬学会 試験委員 <ボランティア活動> 2003年12月18日~29日: 口唇口蓋裂協会ベトナム医療支援(麻酔科として) <学会活動等> 日本麻酔科学会               日本臨床麻酔学会            日本ペインクリニック学会 日本緩和医療学会              日本緩和医療薬学会             日本疼痛学会                       日本慢性疼痛学会 日本エピドラスコピー研究会                            Japan Partners Against Pain American Society of Anesthesiologists International Associattion for the Study of Pain International Anesthesia Research Societyほか <業績>…

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PALS(パルズ)電話相談 (English: Patient Central )

Patient And Liaison Service (Japan) パルズ(PALS)電話相談とは、膵がん患者とそのご家族が必要としている情報を提供する、あるいはご一緒に探すというリエゾンサービス(Patient And Liaison Service:PALS) の略です。ホテルのコンシェルジェのようなサービスです。パルズのコンシェルジェサービスは、賛助会員限定のサービスです。電話相談を受ける場合には、会員情報を提示していただく必要がございます。 賛助会員申込はこちらから:https://bit.ly/3rIwAYo 東京オフィスでは、現在コンシェルジェ 1名体制で対応させていただいておりますことから、時間帯によっては電話が大変込み合うことがございます。電話がかかりにくく、お急ぎの皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますことお詫び申し上げます。また、なるべく多く皆様のご相談にタイムリーにお答えさせていただくために、30分を超える長電話はご遠慮いただいております。パルズサービスをご利用される方の目安ですが、お一人、15分~30分以内でお願いしておりますことご了承ください。 パルズ(PALS)情報提供サービスでは、相談者が必要としている情報を適宜検索させていただき説明させていただいております。皆様が必要としている情報を判断するために、患者さまが告知されたときの病期(ステージ)、病気の状況などについてお聞きするとがあります。これらの情報についてはプライバシーポリシーに準じて管理しております。パルズ(PALS)サービスをご利用される方は、下記の注意事項を必ずお読みください。   ■ご利用に関する注意事項  パルズ(PALS)にお寄せいただいた質問、あるいは回答のなかで特定の薬剤、医療機関、医師の名前がでてきたとしても、NPO法人パンキャンジャパンはそれらを推薦するものではありません。また、パルズ(PALS)のサービスを診療目的として、あるいは診療行為としてご利用することはできません。またパルズの情報提供サービスをご利用され、ご相談に対して提供された情報・返答・アドバイスにより何らかの不都合、不利益が発生し、または、何らかの損害を被った場合でもNPO法人パンキャンジャパンはその一切の責任を負いませんので予めご了承ください。   ■コロナパンデミックの影響のため現在、電話・FAX相談はお休みとさせていただきます 誠に勝手ながら、重大事態宣言が収束する予定の3月7日まで臨時的に パンキャンジャパンのPALS電話・FAX相談サービスは休業とさせていただきます。 ご不便をおかけしますが、何卒ご理解の程、お願い致します。 ・ 電話・FAXでのお問い合わせはお休みさせていただきます。 ・お急ぎの会員の方は、メールにてお問合せください。[email protected] ・パンキャンについての情報は、こちらのホームページか、もしくは下記の公式facebookでご参照ください。  パンキャンfacebook https://www.facebook.com/pancanjapan/   日本語:パルズ(PALS)電話・FAX相談 コロナパンデミックのため休業とさせていただきます。賛助会員の方は、メール相談をご利用ください。  >>>   [email protected] 日時:水、木、金 14:00-17:00TEL:03-3221-1421…

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古瀬純司(略歴)

2008年10月20日現在   氏 名   古瀬   純司 (ふるせ じゅんじ)         現 職   杏林大学医学部内科学腫瘍内科 教授   専門領域 肝胆膵癌に対する化学療法、経皮的局所治療、放射線療法などの非手術治療     学 歴 昭和53年 4月千葉大学医学部医学進学課程入学  同 55年 3月  同 修了  同 55年 4月千葉大学医学部専門課程進学  同 59年 3月  同 卒業   職 歴 1984年5月        千葉大学医学部附属病院 第一内科 研修医 1985年9月                     …

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奥坂拓志(略歴)

  奥坂 拓志(おくさか たくじ) 国立がんセンター中央病院 肝胆膵内科 医長   専門領域  肝胆膵の悪性腫瘍の内科的治療     略歴 平成2年   岐阜大学医学部卒業 平成3年     聖隷三方原病院内科 平成5年   国立がんセンター中央病院肝胆膵内科レジデント  平成8年   国立がんセンター中央病院肝胆膵内科スタッフ   平成8年 ASCO (American Society of Clinical Oncology) Merit Award 受賞     厚生労働省がん研究助成金…

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羽鳥隆(略歴)

  羽鳥 隆(はとり・たかし)   所属:東京女子医科大学 消化器外科 役職:講師 専門分野: 肝胆膵外科,特に膵臓外科,膵疾患全般   略歴:1986年3月 群馬大学医学部卒業 1986年5月 東京女子医科大学消化器外科入局 1992年4月 東京女子医科大学消化器外科助手         川崎胃腸病院出張 1993年4月 湯河原胃腸病院出張 1994年3月 医学博士(高齢者膵頭部癌の臨床・病理学的研究) 1994年4月 東京女子医科大学消化器外科帰局 2002年7月 東京女子医科大学消化器外科准講師 2006年11月 東京女子医科大学消化器外科講師   学会評議員: 日本消化器外科学会,日本肝胆膵外科学会,日本膵臓学会,日本消化器病学会関東支部 指導医: 日本外科学会,日本消化器外科学会,日本消化器病学会,日本肝胆膵外科学会,日本臨床腫瘍学会 専門医: 日本外科学会,日本消化器外科学会,日本消化器病学会 委員等: 日本膵臓学会:編集委員会,膵癌診療ガイドライン改訂委員会,膵癌登録委員会,嚢胞性膵腫瘍委員会,慢性膵炎臨床診断基準委員会 日本肝胆膵外科学会:高度技能医技術認定小委員会 Journal of…

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遺伝子と家族性膵がんについて(NFPTR)

遺伝子と家族性膵がんについて ~ジョンズホプキンス大学の家族性膵腫瘍登録制度(NFPTR)~ ジョンホプキンス大学Sol Goldman Pancreatic Cancer Research Center所長、PanCANの科学諮問委員会メンバーでもある ラルフ・ルーベン(Ralph Hruban)博士に膵臓がん研究の最前線、特に膵がんに関連する遺伝子異常と早期発見・治癒が期待される家族性膵がんの研究についてお話を伺いました。 *          *          * A: どのような経緯から膵臓がんの研究に入られたのですか。 ルーベン博士(以 下、H):ジョンホプキンス大学病院の前外科部長であったジョン・キャメロン博士(JohnCameron)の献身的な努力によって、当時20%だった膵臓がん外科療法の死亡率 が、2%までに改善されました。その結果、全国からジョンホプキンズ病院に膵臓がん患者が集まるようになりました。私は、すぐにこの疾患を研究する機会に恵まれ ていることに気づきました。 A: 医師が患者にがん告知するにあたり、一番患者にとり衝撃の大きいがんが膵臓がんだと思いますが、この疾患についての統計データを教えていただけますか。 H: 米国においては、米国癌協会(ACS)の推計によると今年37,000の人が膵臓がんであると診断され、そのうち約33,400人が膵臓がんで亡くなります。膵臓がん患者の5年生存率は僅か4%しかなく、米国においては男女とも主要ながん死亡率の4位になっています。致死的ながんであるということだけではなく、大変苦しい病気でもあります。古典Cedipusのなかで、Giovanni Battista Moginieというイタリア人医師が膵がん患者の疼痛について「生きながらにして、犬に八つ裂きにされているような痛み」と説明していますが、この患者による苦しみと惨めな生存率との組み合わせは想像を絶するものがあります。膵臓がんが最悪の疾患といえるのは、その診断が非常に困難なためです。   編集注:2022年の米国における膵臓がん罹患者数は、62,210 人 死亡者数は49,830人です(ACS) A: 前述の外科療法も含めて、少なくともホプキンズ病院では膵臓がんの治療成績は改善されたといえますか。 H: もちろん外科療法は格段に進歩していますので、手術療法の候補となる患者の生存率はかなり改善しました。課題は、大部分の膵臓がん患者が膵臓から他の臓器へがんが広がった段階になるまでクリニックには来ないことです。診断されたときにはすでに手術の対象外になっています。そのため、ジョンホプキンスでは多くの研究資源を膵臓がんのファンダメンタルの理解に投下し、(進行がん)患者のケア改善にむけて努力しています。 A: 主症状としては、恐ろしい「無痛性黄疸」があげられます。進行がんとして発見される前の段階では、それ以外に主だった症状はないのでしょうか。 H: その通りです。患者が訴える上腹部痛、背部痛、無痛性黄疸などのさまざま症状は、がんが肝臓や他の臓器に転移した後など、かなり進行した段階でしか現れません。そのような状態になると有効な治療ができません。 A: リスクファクターについてお伺いしますが、より積極的にアプローチすべき人々を同定するために使えるリスクファクターには何がありますか。 H: まず、年齢は重要なリスクファクターです。膵臓がん罹患率のピークは70代から80代にみられます。多くのケースは60代から80代に集中しています。40代以前の人にはほとんどみられません。また、女性より男性により多くみられます。男性と女性の比率は1.3対1です。興味深いのは、カソリック系やプロテスタント系よりもユダヤ系に多くみられるという報告もあります。また、生活習慣も明白に重要な役割を果たしています。喫煙は一貫して膵臓がんのリスクファクターとして同定されています。多くの研究では、喫煙は膵がんリスクを2倍にすると報告されています。喫煙年数とリスクを関る用量依存の関係もみられます。喫煙者には幸いなことに、10年以上禁煙することにより普通の人と同等まで膵臓がんのリスクを軽減することが可能です。いくつもの食事に関連するリスクファクターも示唆されています。牛肉、豚肉、脂肪の多い食物、総カロリーの高い食事はリスクを高め、野菜・フルーツの多い食事は逆に保護すると言われています。 A: 総カロリーが高いということは、肥満体とか運動不足の人はリスクが高いということですか。 H: BMIが30以上、運動不足は、膵臓がんのリスクを高めるとい言われています。不幸なことに私のように背が高いことも膵臓がんのリスクファクターのひとつとされています。…

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