臨床試験:進行膵癌ウィルス療法の臨床試験再開

臨床試験   ■進行膵がん患者を対象としたウイルス療法臨床試験   名古屋大学において、初回治療者を対象とした進行膵癌に対するウィルス療法の第1相臨床試験(Phase I)が再開さ れました。「今回は対象疾患を進行膵がん患者様に限定 させて頂き、約3週間前後の手術目的入院中、術中術後の計 3回にわたりHF10を膵臓の癌巣に直接注入し、局所および全身 の観察を行うことによって安全性の評価を行います。」とのこと。   詳しくはこちらをクリックしてください。   Phase I (少数のボランティアで安全性確認) Phase II (少数の患者で有効性確認) Phase III (多数の患者でデータ収集・分析) FDAに申請 し認可を受ける

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2007膵臓がんサミット・ウェブキャスト

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 2007年8月2日から5日までカリフォルニア州ラホヤ市においてPanCANが主催した「膵臓がんサミット」のセッションを収録した動画です。膵癌と生物学の著名な研究者が参加して開かれた当会議では、膵癌に関する未発表の研究成果も含めたレビューがプレゼンされ、今後5年間の「機会と挑戦」についての対話的な議論がなされました。       議題は2つの領域に焦点を合わせました―― 「早期発見」と「治療開発」。会議の結果は、アイデアと調査結果を広く告知するために白書として出版される予定です。 また、この意見交換会は、膵臓がんの研究分野において協働作業を奨励する意図もあります。最終的に、この白書はPanCANの支援する研究ポートフォリオと国立ガン研究所(NCI)の研究活動の方向を形成し、それを実現するための私たちのアドボカシー(政策提言・権利擁護)活動の指針となるでしょう。 セッションを見るには、ここをクリックしてください *膵臓がんサミットのセッションは、基礎科学的なプレゼンテーション及びディスカッションであり、膵癌に関る研究の今後の方向性についてブレーンストーミングした内容です。患者に関する現在の治療方法について説明しているものではありませんのでご了承ください。     サミット参加者リスト Nabeel Bardeesy                       Mass General Hospital Dafna Bar-Sagi                         New York University School of MedicineJordan Berlin                            VanderbiltTeresa Brentnall                       University of…

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2007PanCAN膵臓がんサミット参加レポート(大内田研宙氏)

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PanCAN膵臓がんサミット参加レポート 九州大学大学院医学研究院 臨床・腫瘍外科 大内田研宙氏       ●オープンな雰囲気で開催されたPanCANサミット 去る8月3日から5日午前までの2日半にわたって、米国サンディエゴ近郊でPanCANサミット(と題した国際会議)が開催されました。 この会議には、膵癌を中心とする、全米・、欧州の代表的な膵癌を中心とする癌研究者 が招聘され、現在の膵癌研究 の最前線についての報告がなされました(全て招待講演)。また、さらにこれから特に力を入れて解決すべき課題をリストアップすることを目標に、非常に熱心 な議論がなされました。会議は、朝の8時半から夕方の6時まで行われ、極めて濃密なものでした。また、会議の前後においては、Welcome PartyやDinner Partyが催され、会議に参加したすべての研究者がこれに参加して、研究者同士のコミュニケーションが活発に行われました。その結果、幾つかの研究グ ループの形成につながるなど、大きな成果が生まれており、これらの成果は、PanCAN (Pancreatic Cancer Active Network)という名称に非常によく合致したものであると感じております。また、このPanCANサミットにおいては、研究者同士のコミュニケーションだけでなく、PanCANの運営を行っている多くの役員たちとのコ ミュニケーションも充分にとれるよう配慮されており、お互いの要望などオープンに話し合うことができ、学会発表等だけでは得ることのできない、患者サイド と研究サイドの相互理解や信頼感の形成に大きな役割を果たしました。●私が興味を持ったサミットでの議論ポイント上記のようなムードの中、本サミットは開かれましたが、実際の会議場ではしばしば非常に激しく議論がなされました。以下、本サミットにおいて議論された幾つかのポイントについて特に私自身が興味を持ちましたことを報告させて頂きます。1,膵癌幹幹細胞の同定とその特徴に関してまず、最初に議論されたのが癌幹細胞の報告に関してでした。近年、血液疾患を中心に、腫瘍細胞の中でもほんのわずかな(数パーセント)細胞集団だけがその腫瘍を生み出し、維持することができるとする癌幹細胞の概念が広く提唱されています。ここ2-3年の研究成果によ り脳腫瘍や乳癌など固形癌においてもこの癌幹細胞が存在することが示され、また昨年には大腸癌にも、本年には膵癌でも、その存在が示唆される研究成果が示されています。本会議において、この膵癌の癌幹細胞の報告を世界に先駆けて行ったミシガン大学のDiane Simone博士が、彼女らの現況を未公表データも含めて報告しました。この報告後に行われた議論は、おそらく本会議を通じてもっとも激しいものでした。 この癌幹細胞の概念は、膵癌においても次第に研究の成果が蓄積されてきてはいますが、依然としてまだ膵癌を長く研究してきている研究者たちのコンセンサスをしっかりと得ているという段階ではないようです。しかしながら、もし膵癌の癌幹細胞の存在がさらに明らかに示され、これを標的とした治療法が今後確立されれば、膵癌治療のまったく新しいブレークスルーとなるという期待感が示され、現在の問題点など、前向きに様々な意見が集約されました。2,膵癌の起源に関して次に、膵癌の起源に関する議論がなされました。以前は、臨床病理学的見地から、もっとも一般的にみられるいわゆる通常型の膵癌というものは、膵管上皮に由 来するものであろうと考えられてきました。しかしながら、ここ数年でこの考えを覆す報告がなされてきています。本サミットにおいても、Johns Hopkins病院のSteven Leach博士らが、様々なtransgenic miceを用いた研究成果を報告しました。マウスやハムスターを用いた膵癌発癌実験は、かなり以前からされていましたが、この実験系においてもっとも大き な問題点は、これら動物モデルの発癌過程や発生した癌の形態が、人間でみられるものと大きく異なっていることでありました。しかしながら、近年の遺伝子改変技術により、現在では、人間でみられる発癌過程と非常に類似した膵癌を生じるマウスが開発されています。本サミットでは、さらに、膵臓内の特定の種類の細胞に、あるいはマウスの発達段階の特定の時期に、あるいは炎症などの特定の環境下に、膵癌でよくみられる遺伝子変異を生じさせると、ヒト膵癌に非常に類似した病変が発生することが改めてレビューされました。これら一連の研究成果は、膵癌の起源が膵管上皮でな く、それ以外の例えば腺房細胞などであることを示すものでありました。こういった癌の起源を特定する試みは、真にヒトの膵臓で起こっている発癌過程をマウ スモデルで再現することにつながります。現在、多くの膵癌患者さんたちは、進行癌の状態で見つかります。膵癌の予後が悪いのは、早期診断が困難なためであり、早期診断法の開発が急務ですが、逆…

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日本がん検診・診断学会:すい臓がん早期発見方法

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すい臓がん"予備軍"超音波で判別...大阪府立成人病センター     日本がん検診・診断学会にて7日、大阪府立成人病センターの田中検診部長らが超音波検査をもとにすい臓がんになりやすい人を見分ける方法を発見したと報告した。 次の二つの異常が超音波検査で見つかった場合には、見つからない人に比べ、すい臓がんになる危険性は約27倍高く、異常がどちらか一つだけでも、危険性は3~4倍高くなるとしている。   (1)主膵管の直径が2・5ミリ以上(通常2ミリ以下) 〈2〉膵臓に直径3センチ以下の小さな袋がある   すい臓がん"予備軍"超音波で判別...大阪府立成人病センター   日本がん検診・診断学会にて7日、大阪府立成人病センターの田中検診部長らが超音波検査をもとにすい臓がんになりやすい人を見分ける方法を発見したと報告した。 次の二つの異常が超音波検査で見つかった場合には、見つからない人に比べ、すい臓がんになる危険性は約27倍高く、異常がどちらか一つだけでも、危険性は3~4倍高くなるとしている。   (1)主膵管の直径が2・5ミリ以上(通常2ミリ以下) 〈2〉膵臓に直径3センチ以下の小さな袋がある このような異常の見られる方は、医師の指示に従い精密検査を受けるようにしてください。 田中先生によるビデオ教室:『早期発見のための超音波検査』

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ASCO: 転移性膵臓がんのジェムザールとTS-1併用療法

2007年 米国臨床腫瘍学会(ASCO )  転移性膵臓がんに対するgemcitabine+TS-1併用化学療法(GS)の多施設共同第II相試験(Gem+S) 著者: H. Ueno, T. Okusaka, J. Furuse, K. Yamao, A. Funakoshi, N. Boku, S. Ohkawa, A. Makimoto, T. Sato背景: 第I相試験 (Oncology 2005, 69:421-427)ではジェムシタビンとTS-1併用療法(GS療法)は、進行性膵臓がんに対して有効かつ許容性があるように思われた。今回の多施設共同第II相試験は転移性膵臓がんに対し、GSの効果と安全性を確認するために実施された。詳しくはここをクリックしてください。

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ASCO: TGF- β2 阻害因子「AP 12009」の第I/II相試験予備結果

2007年 米国臨床腫瘍学会(ASCO) 「すい臓がんポスターセッション」 すい臓がん、悪性黒色腫(皮膚がん)、および結腸直腸がんにおけるTGF- β2 阻害因子「AP 12009」の第I/II相試験予備結果著者: H. Oettle, T. Seufferlein, R. Schmid, T. Luger, S. Ludwig, S. Schmaus, G. Wuerth, H. Heinrichs, K. Schlingensiepen背景: TGF-β2 は、がんの進行の主要メカニズムである免疫抑制、転移、血管新生、増殖の制御について、極めて重要な役割を果たしている。TGF-β2の阻止因子である AP 12009 は高悪性度神経膠腫(しんけいこうしゅ)(high-grade glioma)患者に対し、完全および長期の寛解を含む臨床効果を示した。

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ASCO: 転移性すい臓がんのGem単独療法 対 Gem+ⅹ 2剤併用療法

2007年 米国臨床腫瘍学会(ASCO ) 「すい臓がんポスターセッション」 「16の無作為化比較試験(CRT)のメタアナリシス:転移性すい臓がんのジェムシタビン単独療法 対 ジェムシタビン2剤併用療法(gem+x)」 著者: V. Heinemann, A. Hinke, S. Bock, R. Labianca, C. Louvet 背景: 転移性すい臓がんのジェムシタビン(gem)単独療法およびジェムシタビン2剤併用療法(gem+x)を試験した16の無作為化比較試験結果が比較された。 この分析は、すい臓がんにおける2剤併用療法の役割をより明確にするために行われたものである。

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