海外ニュース: ゲムシタビン+エルロチニブ併用療法
進行膵がん対象臨床試験でゲムシタビン+エルロチニブ併用療法に有意な延命効果が認められた 「ジャーナル・オブ・オンコロジー」によると、ジェムシタビン(ジェムザール)とエルロチニブ(タルセバ)の併用療法は、進行性膵がん患者の生存率は22%改善すると発表された。ゲムシタビン併用療法でゲムシタビン単剤の治療成績を有意に改善した分子標的薬の登場である。 詳しくはここをクリックしてください。
進行膵がん対象臨床試験でゲムシタビン+エルロチニブ併用療法に有意な延命効果が認められた 「ジャーナル・オブ・オンコロジー」によると、ジェムシタビン(ジェムザール)とエルロチニブ(タルセバ)の併用療法は、進行性膵がん患者の生存率は22%改善すると発表された。ゲムシタビン併用療法でゲムシタビン単剤の治療成績を有意に改善した分子標的薬の登場である。 詳しくはここをクリックしてください。
6月2日から米国アトランタ市ジョージアワールドコングレスセンターにて2006米国臨床腫瘍学会(ASCO)が開催された。米国膵臓がんアクションネットワーク(PanCAN)はASCOと協力し、膵臓がん研究者を支援してきた。今年もアドボカシーグループとして出展し、ASCO-PanCAN若手研究者賞(YIA)の受賞者を発表した。 本学会のテーマは生存、臨床科学、腫瘍治療の質の提唱。日本から国立がんセンターをはじめ多数の医療関係者が出席するなか、膵臓がんに関する腫瘍生物学的研究、トランスレーション研究、臨床試験結果等が北米、欧州、アジアの研究者によって発表された。PanCANと日本のがん患者会を代表する方々との情報交換会も開かれた。PanCAN代表ジュリーフレッシュマン氏によってPanCANの説明があり、米国のロビー活動、活動資金調達方法などについての説明があり、その後意見交換が行われた。また、PanCAN日本支部開設についての説明もあったた。来年の米国臨床腫瘍学会はシカゴにて開催される予定。 詳しくは2006米国臨床腫瘍学会 をご覧ください。
■2007 ASCO, McCormick Place Convention Center, Chicago 米イリノイ州シカゴのマコーミックプレイス・コンベンションセンターで、第43回米国臨床腫瘍学会(ASCO2007)が開幕した。「研究成果を治療へトランスレーションしよう」をテーマに、6月1日から5日までの5日間にわたって開催された。会場のマコーミックプレイスは、シカゴ・トリビューン紙の創業者ロバート・マコーミック氏の功績をたたえて命名された。この美しいミシガン湖を望むガラス張りの建物は、アメリカ最大規模(204,600平方メートル)と言われている。総合コンベンションセンターに、世界中から2万人を超える臨床腫瘍科医をはじめ、がん専門の看護師などのがん専門コメディカル、患者団体など集まっている。大会期間中は、一般演題、プレナリーセッション、専門教授講演( Meet the Professor Session )、教育シンポジウム、各種シンポジウム、企業提供シンポジウムなど多数のセッションが用意されている。また、展示会場は明日からオープンになるが、PanCANのブース(4075)も用意されており、Lilly、Rocheなどすい臓がん関連の製薬会社が集まる解りやすい場所にあった。 6月1日(金)は、すい臓がんに関する特別管理問題という演題の教育セッションが行われた。 6月2日(土)は、すい臓がんに関する発表論文 がポスターセッションにおいて多数紹介された。 6月3日(日)は、すい臓がんの発表論文に関するディスカッションが口述会場にて行われた。 関連リンク: 2007 米国臨床腫瘍学会(ASCO)
■11月3日(金)/Friday, November 3, 2006 8:00 a.m. 登録・朝食 8:30 a.m. 開会挨拶 マーク・タラモンティ/Mark Talamonti, MD ノースウェスタン大学病院 8:45 a.m. 診断法と腫瘍サイズ計測 マーク・ポチャピン/Mark Pochapin, MD ジェイオナハンセンター消化器専門病院 9:35 a.m. 併用化学療法と臨床試験 ハインツ・ジョセフレンツ/Heinz-Josef Lenz, MD 南カリフォルニア大学ノリス総合がんセンター 10:20 a.m.…
喫煙はすい臓がん患者・家族の敵 喫煙はすい臓がんの罹患リスクを高め、がん細胞の成長を促進するという研究成果が、2006年3月米国臨床腫瘍学会(ASCO)にて発表された。
ASCO: すい臓がんを撲滅するために PanCAN 代表兼CEO Julie Fleshman氏欧米にはがん医療、がん研究を経済的に支援するNPO団体が多数存在し、医療や研究の動向に大きな影響を及ぼしている。そうした団体の一つが、難治がんの筆頭であるすい臓がんの支援団体であるすい臓がんアクションネットワークPancreatic Cancer Action Network, Inc(PanCAN)である。その代表兼CEOのJulie Fleshman氏に日経BP社CancerReview編集長小崎氏がインタビューした。 詳しくはこちらをクリックしてください 。
PUBLICATIONSPEER-REVIEW ARTICLES1. Ishida M, Egawa S, Aoki T, Sakata N, Mikami Y, Motoi F, Abe T, Fukuyama S, Sunamura M, Unno M, Moriya T, Horii A, Furukawa T. Characteristic clinicopathological…
PanCAN印象記古川徹 はじめに2007年8月2-5日、米国カリフォルニア州La JollaにおいてPanCAN主催でSummit on Pancreatic Cancerが開かれた。私は九州大学の大内田博士、日経BP社小崎氏とともに日本より参加した。研究面は大内田博士のレポートに詳しく記載されているので私は主に全体的な印象を記載してみたい。 米・欧・日のトップレベルの研究者の集い会議の目的は、難治がんであるすい臓がんの征圧を目指し、今後5年間に重点的に進めるべき研究は何かを明らかにすることであった。そのため、米・欧・日か らトップレベルの研究者が集められ、La Jollaのロッジに3日間缶詰にされて集中的に討議する、という形で行われた。集まったのは主として基礎医学方面のまさにトップレベルの研究者たちであ り、PanCANがいかに基礎医学研究に深くdevote(貢献)しているか、裏を返せば、すい臓がんを制圧するカギは基礎医学研究にあることを PanCANがいかに深く認識しているか、そして、PanCANが最先端の研究にいかに密接に関与しているかをあらわしているものといえ、まさに壮観で あった。特筆すべきはすい臓がん研究者のみならず、それ以外、すなわち、すい臓がん研究に直接関与していない研究者も多数参加していたことで、これは、異分野の フィールドのアイデアを取り入れてすい臓がん研究を進展させようとする目論見のもとに集められたものであった。これら異分野研究者には地元La Jollaの世界的研究施設として知られるSalk Instituteのメンバーが多く、今年のアメリカ癌学会(American Association for Cancer Research)で会長を務めたDr. Geoffrey Wahlもその一人であった。熱き思い、熱い討論はじめにPanCAN代表であるMs. Julie M. Fleshmanのあいさつがあり、”This is a dream of PanCAN.”という言葉で、この会議がどれほどPanCANにとって重要なものと考えられているかが示された。続いてPanCAN理事長のMr. Jason…
2007 PanCAN膵臓がんサミット Torrey Pine, California 晴れわたった夏の青空のもと、去る8月2日より4日間にわたり、アメリカ カリフォルニアでPanANすい臓がんサミットが開催されました。サミットでは、世界から集められた優秀ながん研究者・専門医が多数集い、すい臓がんについての最先端の情報が発表されました。 皆さまより暖かいご支援をいただき、PanCAN Japanからも、日本において膵臓がん研究の最前線をいく優秀な研究者をサミットに送り出すことができました。 以下に、今回お忙しいなか、サミットにご参加いただいた 古川先生、大内田先生からのレポートを掲載させていただきました。貴重な情報も盛り込まれています。また、今回のサミットの趣旨も掲載しておりますので、一緒にご覧くださいませ。 ■参加レポート 古川先生 大内田先生 ■膵臓がんサミットの趣旨 PanCANは、このサミットを通して、シグナル経路と分子標的に関連する重要な研究成果について、膵臓がん研究では最前線にいる研究者を欧米、日本から 集め活発な議論が行えわれました。その議論の結果は、後ほど白書という形でまとめられ、いくつかの提案が臨床研究プログラムに組み込まれ検証される予定で す。 ■サミットの目的: 1.膵臓がんの生物学的な最新情報、最新コンセプトのまとめること 2.まとめられた最新情報が膵臓がんの治療、診断、予防につながる新しい手段へと、トランスレーション可能かについて議論すること 3.いくつかの実行案をセットとしてまとめること ■サミット参加者リスト: Mariano Barbacid CNIO, Spain Nabeel…
臨床試験に参加しよう(Clinical Trials) 近年、ゲノム医療の進展による分子標的薬の出現で膵臓がんを対象とする治療薬開発への期待も高まっています。 NCCNガイドライン(※)では、すべてのがん患者に対する最良の管理法は臨床試験にあるとして、臨床試験への参加を強く勧めています。臨床試験/治験に参加するメリットについては以下を参考にしてください。 ・その分野の専門医による丁寧な治療が受けられる。 ・未承認薬を使った最新の治療が受けられる。 ・未承認の新薬が無料で服用できる(通常承認までは無償で) ・薬は病院の薬局窓口からではなく、別に用意されているので、長時間薬を 受け取るために待つ必要がない。 ・通常の診察とは別に定期的に検査を受けられ、細かくチェックしてもらえる ・交通費が支給される(通常1回の通院で1万円ほど) 等々(参考:「PPHの会」) パンキャンジャパンでは2013年にこれまでの情報を集約して『日本の臨床試験』を作成しました。横断的にすい臓がんの臨床試験について紹介しています。パンキャン会員には無償で提供しておりますので、ご興味のある方は、次なるページからお申し込みください。(https://ws.formzu.net/fgen/S29000094/) 新しい抗がん剤及び治療方法が開発されると、まずその安全性と効果を臨床試験を行って確認します。フェーズ1(第1相試験)では安全に使用できる用量と方法を定めます。フェーズ2(第2相試験)ではフェーズ1(第1相)で定めた用量と方法を少数の人に試して、その治療効果を調べます。フェーズ3(第3相試験)では、多くの場合、ファーストライン(第一選択薬)として使われる、効果が高く、しかも副作用の少ない抗がん剤と比較して、その効果を確認します。 米国食品医薬品局(FDA)で承認された薬剤は、日本においても早い承認が望まれます。米国では増えてきている膵臓がんの臨床試験ですが、日本では臨床試験が激減しています。2025年では14本のKRASワクチンの試験が米国では進行していますが、日本では0本です。もし参加できる臨床試験がありましたらぜひご検討ください。皆様が臨床試験に参加することにより、いまある標準治療に上積み効果が期待される最新の抗がん剤治療、または、ゲノム医療を受けることが可能となります。 がん関連の臨床試験は国立がんセンターと医療業界のさまざまな組織が支援するなか複数の施設において行われています。 臨床試験への参加を考慮されている方は、まず臨床試験を調べて、「参加者応募中」の施設のリストを準備されることをお奨めします。その上で担当医の方に相談してください。 ■膵臓がん臨床試験の検索と検索方法 国立がんセンターがん情報サービスのサイトでは、臨床試験に関する情報をまとめて提供しています。大変便利になりました。膵臓がん関係の臨床試験のリストが掲載されていますので、ご参照ください。また、厚労省はjRCTというサイトにおいて、すべての治験をリストしていますので、ご参照ください。すべての試験が膵臓がんを対象としたものではない点に留意してください。 ●肝・胆・膵がん関係の臨床試験リスト( 国立がんセンター・がん情報サービス) を使う方法(推奨) ①ステップ1:膵癌を対象とした「一般募集中」の試験を探します リストから「一般募集中」と書かれている、膵臓癌を対象とした試験を探します。例えば、ステージ4Bの場合、切除不能膵癌、進行膵癌を対象とした試験を探します。リストをたどると「参加者募集中」のなかから、例えば、千葉県がんセンター(TS-1+Gem)、兵庫県立粒子線医療センター(Gem+粒子線治療)などが該当するとわかります(2009年12月31日現在)。この情報は変わりますので必ずご確認ください。 ②ステップ2:問合せ先電話番号、担当者名を書き出す 調べてみたい臨床試験が見つかった場合、次に、試験名(リンク)の欄をクリックします。詳細ページが表示されます。そのページを下にたどると、「試験問合せ窓口(Public Contact」情報が記載されています。担当者名、組織名、部署名、電話番号を控えておきます。 ③ステップ3:参加条件を聞く、アポをとる 担当部署に電話して、試験について相談します。まず、「参加者募集中」とされていてもすでに終了した可能性もありますので確認します。募集中であれば参加条件について聞いてみましょう。膵臓がんと診断された時期、病期(ステージ)、治療経過を簡潔に説明できるよう、あらかじめ準備しておくとよいでしょう。…