『[報道] パンキャンジャパン 眞島理事長が AACR(米国がん学会)「社会貢献者賞」を受賞しました』

[報道] 東京新聞 
『[報道] パンキャンジャパン 眞島理事長が AACR(米国がん学会)「社会貢献者賞」を受賞しました』

世界的なコロナ禍でオンライン実施となった 2020年の米国癌学会において、“世界でがん領域で貢献した人” として、NPO法人パンキャンジャパン 眞島喜幸 理事長が、「社会貢献者賞(Distinguished Public Service Award)」を受賞しました。この賞はAACRにより「研究、教育、コミュニケーション、コラボレーション、科学政策、擁護、および癌研究への資金提供を通じてすべての癌を予防および治療するというAACRの使命を例示した特別な研究」を行った人に贈られるもので、日本人で初めて、アジア圏では2人めになります。受賞式はオンラインで行われ、学会で公開されました。東京新聞(2020年7月15日)でも、眞島理事長の受賞が報道されました。記事では団体を設立した経緯や、受賞の様子などにも触れられていますので、ご興味がありましたら、下記をご参照ください。

AACR2020 Public Service Award

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【期待されるサイエンス】進行膵臓がんの新しいワクチン療法

Letswin KRAS

KRASタンパク質構造のコンピューターレンダリング 国立がん研究所(NCI)

 

【期待されるサイエンス】進行膵臓がんの新しいワクチン療法

2021年3月10日

 

メッセンジャーRNA(mRNA)を使用した新しいワクチンは、最も一般的な膵臓がんの突然変異をより治療しやすくすることができますか?  それは免疫療法と組み合わせるとよりよく機能しますか?

膵臓がん患者の約95%にKRAS(けーらす)変異があります。研究者らは、大腸がん、非小細胞肺がん、膵臓がんやその他の固形腫瘍にみられるKRAS変異を標的とする新しいワクチンをテストしています。それはワクチンのみの群と、ワクチンと免疫療法の組み合わせた群とを比較する試験です。

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[報道] 『 がん患者の10年生存率 国立がん研究センターが公表 』

■ 膵臓がんを含む「がんの10年生存率」が発表されました [報道] 『 がん患者の10年生存率 国立がん研究センターが公表 』[報道] JIJI.com 2021年04月27日「がん10年生存率59.4% 08年診断、初の大規模調査―国立がん研究センター」   国立がん研究センターによる、がんの10年生存率が4月27日に発表されました。この調査は、2008年にがんと診断された患者約23万8000人を対象としたもので、10年生存率では初の大規模調査とのことで、全がんの10年後の生存率が59.4%だったとのことです。 部位別では、前立腺がんが最も高い98.7%。他は乳がん87.5%、大腸がん67.2%、胃がん66.0%、肺がん34.5%、肝臓がん21.8%などで、膵臓(すいぞう)がんは6.5%でした。 膵臓がんの研究および治療法が進んでおり、10年生存率の推移は、2018年 5.0%、2019年 5.4%、2020年 6.2%と着実に延びている。 *画像は、NHK報道の「がん患者の10年生存率 国立がん研究センターが公表」から引用致しました。   ■ここが見どころ!2010年には5年生存率が6%だった膵臓がんが、2021年には、10年生存率が6.2%。着実に生存率が延びていることが留意点です。難治性がんの筆頭である膵臓がんは、生存率を伸ばすことは難しく、特に10年生存率を伸ばすことは非常に難しいと言われてきました。今回、日本の膵臓がん患者の10年生存率が僅かですが伸びてきていることは特筆に値します。5年生存率はそれ以上に伸びてきているということですし、3年生存率はさらに良好な伸びを示していることがわかります。日本の膵臓がんの5年生存率も間もなく米国同様に10%を超えることが期待されます。   ■掲載記事●時事.com 「がん10年生存率59.4% 08年診断、初の大規模調査―国立センター」 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042700378&g=soc ■この記事は、パンキャンのfacebookでも、詳細が紹介されています。 パンキャン 公式facebook 『[記事] 夕刊フジに膵臓がんについて掲載いただきました』 https://www.facebook.com/pancanjapan/posts/10159433370823578 ■関連記事 ●NHK「がん患者の10年生存率 国立がん研究センターが公表 」 動画あり https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210427/k10012999831000.html ●国立がん研究センター がん情報サービス 「最新がん統計:[国立がん研究センター がん登録・統計]」  日本の最新がん統計まとめ など https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html ご興味のある方は、ぜひご参照ください。 #すい臓 #膵臓がん #国立がん研究センター #10年生存率…

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[報道] 夕刊フジ 4/6 夕刊【暗黒大陸を照らす光 膵臓がん治療最前線】5年生存率いまだ1桁…早期発見が難しい膵臓がん、遺伝子変異に基づく「ゲノム医療」に期待」

■ 膵臓がんとパンキャンジャパンが報道されました

[報道] 夕刊フジ 4/6 夕刊 
【暗黒大陸を照らす光 膵臓がん治療最前線】

5年生存率いまだ1桁…早期発見が難しい膵臓がん、遺伝子変異に基づく「ゲノム医療」に期待

NEWS Yukan Fuji 20210406膵臓(すいぞう)がんの現況と今後について、パンキャンジャパンの眞島喜幸理事長がインタビューを受け、4月6日の夕刊フジに掲載いただきました。夕刊フジは膵臓がんの特集を組み、この難治性がんを多方面から解説しています。全がんの5年生存率が60%を超える中、いまだ1ケタ台を推移している膵臓がんですが、医療者や研究者の努力により治療法が急速に進み、新たな希望の光が現れつつあります。詳細は以下をご参照ください。

■ここが見どころ!
着実に進展している膵臓がん治療。近い将来、5年生存率を飛躍的に高めることが期待される治療法や新技術が記事で触れられています。

■掲載記事
●夕刊フジHP
 https://www.zakzak.co.jp/lif/news/210406/hea2104060002-n1.html?fbclid=IwAR0K3BLamk3yaP0-SJCZhM1cWMyhalR5GVBnlKpN-vTPEllUBo2xG3rcAuU

■この記事は、パンキャンのfacebookでも、詳細が紹介されています。
 パンキャン 公式facebook
 『[記事] 夕刊フジに膵臓がんについて掲載いただきました』
 https://www.facebook.com/pancanjapan/posts/10159433370823578

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政策提言:ゲノム医療を膵臓がん患者に届けるための要望書(2021年度版)

要望】 米国との格差(アクセスラグ)を解消し、膵臓がんの既承認薬が使用できるよう、診断時に「がん遺伝子パネル検査」が受けられる体制の実現を強く要望します。

 

■要望の背景

・診断時のがん遺伝子パネル検査について

米国では膵臓がん患者は、診断時にがん遺伝子パネル検査を受け、検出されたがん遺伝子変異にマッチした治療を受けることができますそのようなゲノム医療は、標準治療を受けた場合と比較して治療効果(奏効率)がとても優れていて(HR=0.34、しかも費用対効果も高い(ICER=$37,365/QALY5 ことがわかりました。そのような背景から(標準治療よりも治療効果が優れていて、しかも費用対効果の高い)ゲノム医療を推進するために米国の膵臓がん診療ガイドラインである、NCCNガイドライン7が2018年に改訂され、それ以降、米国の膵臓がん患者全員に診断時に生殖細胞系遺伝子検査(Germline Test)、また手術が不適応な進行性膵臓がん患者には「がん遺伝子パネル検査」(Somatic Test)が推奨されました。それにより、膵臓がん患者の約26.2%にアクショナブルな遺伝子変異がみつかり、遺伝子変異に対応するさまざまな薬剤が膵臓がんのゲノム医療では使われています1。 

日本でも、膵臓がんのゲノム医療で承認されている薬剤は米国同様に増えてきていますが、問題は、診断時に「がん遺伝子パネル検査」が受けられないためにそれらの新しく承認された薬剤が治療の選択肢として考慮されないという「アクセスラグ問題」が膵臓がん患者の前にたちはだかっていることです。これを解決しないことには米国の膵臓がん患者のようにゲノム医療が、日本の膵臓がん患者に届くことは難しい状況です。

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BOOK:心を癒す言葉の花束

  心を癒す言葉の花束   あるときふと、深い悲しみに包まれて、だれかに何かを言ってもらいたいときがある。「気持ちがわかるわ」「そうねそうね」という言葉ではなく、ひび割れた心をほんの少しでも癒してくれるものを心からほしいと思うときがある。 著者のアルフォンス・デーケン氏は、上智大学名誉教授。死生学を専門とし30年にわたり同大学で教鞭をとった。この本は、困難に遭遇したとき、それを乗り越え、よりよく生きるための支えとなる「言葉」を8つの章「苦しみ」「光」「愛」「勇気」「受容」「死」「希望」「今を生きる」に分けてデーケン氏が選び、自分の人生に重ね合わせて解説をしている。選ばれた40の言葉にそえられた解説は四角四面でなく、ユーモアと愛情にあふれ、とても読みやすい。本書は、膵臓がんの遺族で公認心理士の池野多美子氏に推薦いただいた。 集英社新書  840円+税 アルフォンス・デーケン 著    2012年7月13日刊行                   

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BOOK:遺族外来 —大切な人を失っても

  遺族外来 —大切な人を失っても   著者は、埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科の大西秀樹 教授。2007年、日本で最初の がん患者遺族のための「遺族外来」を開設した医師である。 旅立ちという形で、病気に終わりが訪れ、遺族は同じ体験を共有する。本の冒頭で、著者は父親との死別の経験が細やかに書いている。どんなに時間が経っても、1つ1つの事柄が鮮明に記憶されているのもきっと同じなのかもしれない。著者が大切な家族をなくした経験は大きなエネルギーとなり、遺族外来を始める契機になった。 この本には遺族外来に来る方々のエピソードがつづられている。若くしてお嬢さんをがんでなくされた方、病室でいつもやさしかったご主人をノートに書き留める方、遺族になった母親を支えるお子さんなどが、静かな視点で書かれている。「患者さんは、新しい世界に適応しながら生きていくことができる」—著者のそうした思いが、タイトルの「—大切な人を失っても」に込められている。読んでいるうちに、いつの間にか背中を押されていることを感じる1冊である。   河出書房新社   1,600円+税 大西秀樹 著   2017年6月19日刊行                  

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6月5日 [Web] すい臓がん医療セミナー@都立駒込病院 2021

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6月5日(土) すい臓がん医療セミナー @都立駒込病院 2021
                   ~治療の最前線(参加無料)~

6月5日(土)13時半より、すい臓がん医療セミナー「パープルリボンセミナー」を開催いたします。今回は、膵臓がんの症例数トップクラスの都立駒込病院との共催です。都立駒込病院は、膵臓がん治療の様々な工夫、強化により、早期発見をはじめ、膵臓がんの予後改善に寄与している病院施設です。今回は、膵癌ガイドラインを駆使した、駒込病院ならではの試みも含み、治療法の最前線を解説いただく予定です。最新の化学治療、外科療法、放射線療法など、前進するすい臓がんの治療についてゲノム医療の拠点病院である都立駒込病院の先生方にご講演いただきます。ご興味のある方は以下をご参照ください。PC等でご自宅からご参加可能なWeb講座です。

■お申込みはこちらへ *以下のフォームからお申込みください
https://ws.formzu.net/fgen/S84727741/

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BOOK:がん重粒子線治療のナゾ

  がん重粒子線治療のナゾ   米国のローレンス・バークレイ国立研究所で世界で最初に取り組まれた重粒子線治療は、1992年以降は同国では研究が継続せず、日本では1994年からに放射線医学総合研究所(放医研)により治療がスタートした。本書では冒頭で、米国が2015年から放医研との共同研究から再参入を決定したことが書かれている。 1994年の研究開始から現在まで、日本では良好な治療成績を上げ、その実績が確立しつつある重粒子線治療。本の帯で「患者さんに優しくて力持ち。だけど医療界の嫌われ者、なんで?」と記されているように、本書では、重粒子線治療の解説だけでなく、その歴史的な背景、世界有数の日本の先端技術への警告など、これからの可能性を含む、「重粒子線治療の裏側」も教えてくれる。 医療的な視点で書かれた解説書と併せて読むと、この治療法の理解がさらに進むと思われる1冊。 大和出版   1,600円+税 川口恭 著   2015年11月14日刊行       ■情報:併せて読みたい本 「ここまできた重粒子線がん治療」 2017年5月10日刊行              

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BOOK:がん患者のこころを救う 精神腫瘍医の現場から

がん患者のこころを救う 精神腫瘍医の現場から   著者は、埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科の大西秀樹教授。がん患者と家族の精神的なケアを専門とし、家族ケアの一環として始めた、遺族の悲しみに耳を傾ける「遺族外来」で著名な精神腫瘍医である。 「がんに、なぜ心のケアが必要なのか」。章の中で、医療が進歩しても、がんは「死」を連想させるものであり、がんになるということは、患者本人に大きな負担がかかる。また、心の状態によっては、がんだけでない、心からの影響の症状も出てくる場合がある。がんに対して、より適切な医療的措置ができるようにするためにも、心のケアの必要性について説明している。がんになり、どのような変化が起こるか、またどのように対処していくか、そして、本人だけでなく、それを支える家族の心にもついても章を分けて解説している。全編を通して、患者さんと接している目線と、寄り添うような文章でつづられており、安心した心持で読める心の本である。 河出書房新社 増補新版  1,850円+税 大西秀樹 著    2019年8月23日刊行 

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