ASCOニュース:オラパリブの維持療法が転移性膵臓癌の無増悪生存期間を改善(POLO試験)
ASCOニュース:オラパリブの維持療法が転移性膵臓癌の無増悪生存期間を改善(POLO試験)
著者 キャロライン・ヘルウィック
2019年6月25日
BRCA1またはBRCA2の生殖細胞変異を有する転移性膵臓がん患者は、第III相POLO試験において、オラパリブによる維持療法により、疾患の進行までの時間(PFS)と2年で進行のみられない安定状態の患者の割合が2倍になりました。
「オラパリブ維持療法は、無増悪生存期間において統計的に有意で臨床的に意味のある47%の改善をもたらしました」と、2019ASCO年次総会の本会議でPOLO試験の結果を発表したシカゴ大学医学教授のヘディ・リー・キンドラー医学博士は述べました。安定した状態、または最初のプラチナベースの化学療法に反応した後に維持療法を受けた患者の無増悪生存期間(PFS)の中央値は7.4か月でしたが、プラセボを受けた患者では3.8か月でした(ハザード比[HR] = 0.53; P = .0038)。試験結果は、NEJMに同時に発表されました。PARP阻害剤は、BRCA変異を有する乳がんおよび卵巣がん患者の治療において米国食品医薬品局(FDA)によって承認されています。 。
記者会見で、ASCOスポークスパーソンであるUTサウスウエスタン大学病院シモンズがんクリニックのディレクターであるスザンヌコール医学博士は、次のようにコメントしています。「クリニックに戻って、患者のBRCA変異を探すのが待ちきれません。BRCA変異を持つ患者に利益をもたらすことができる標的薬ができたので、この変異を検索し、寿命を延ばすことができるこの新しい治療から利益を得ることができる患者を特定することが私たちの義務です。」










