海外ニュース:免疫療法は膵がん患者を救う魔法の杖になるか

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海外ニュース:膵癌にFDA承認されたペンブロリズマブなどの免疫療法はゲームチェンジャーになるか

2017年7月14日

 

がんの遺伝子に関する研究を通して、科学者はがんの起源をよりよく理解することができるようになりました。膵臓、乳房または肺にがんが見つかったとき、がん細胞が増殖することを可能にする特定の分子変化に基づいたがん治療を見つけることが常に望まれてきましたが、それは長い間、空想科学小説のような話でした。しかし、2017年5月に、米国食品医薬品局(FDA)が、その長い歴史の中で初めて、どの小児がん、成人がんを治療するためにも使える ペンブロリズマブ(商品名:キートルーダ)という免疫療法薬を加速承認しました。それはがんの部位に関係なく、厳密にがん細胞の分子プロファイリングに基づいて承認された初めての医薬品となりました。

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海外ニュース:パンキャン本部による研究関連ニュース(英語版)

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海外ニュース:パンキャン本部による研究関連ニュース(英語版)

July 2017

PANCREATIC CANCER ACTION NETWORK AND COMMUNITY NEWS

Pancreatic Cancer Action Network news:

 

Progress Begins Here – Announcing the 2017 Research Grantees
2017 Research Grant Recipients
We are thrilled to announce our 2017 research grants recipients. In collaboration with generous donors, the Pancreatic Cancer Action Network (PanCAN) is investing an estimated $4.9 million in vital pancreatic cancer research through its competitive peer-reviewed 2017 Research Grants Program – including 17 grants to 21 researchers at 12 institutions across the country.

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国内ニュース:希少がんのゲノム医療プロジェクトを国立がん研究センターが開始

Rare Cancers

国内ニュース:希少がんのゲノム医療プロジェクトを国立がん研究センターが開始

2017年7月31日

国立がん研究センタープレスリリース「希少がんの研究開発・ゲノム医療を産学共同で推進、「MASTER KEYプロジェクト」
8月1日読売新聞朝刊において「がん治療明日(2)」で国立がん研究センターのゲノム解析による希少がん新薬の開発が紹介されました。このプロジェクトについては、国立がん研究センターで、7月31日付の「MASTER KEYプロジェクト」開始のプレスリリースにて紹介されました。

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海外ニュース:進行膵がん対象AM0010免疫療法の第3相試験

AM0010 half

海外ニュース:進行膵がん対象AM0010免疫療法の第3相試験について

2017年6月29日

ARMO BioSciences社は、進行膵がん患者のセカンドライン治療として、FOLFOX(フォリン酸、5-フルオロウラシル+オキサリプラチン)と免疫療法の新薬AM0010を用いた第3相無作為国際共同試験を開始したと発表した。この治療法は、ファーストラインとしてゲムシタビンを含む治療を受けた患者を対象としている。

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海外ニュース:NETRF研究公募「神経内分泌腫瘍のTRと臨床プロジェクト募集」

NETRF研究公募「神経内分泌腫瘍のTRと臨床プロジェクト対象」

NETRF Announces New Grants for Neuroendocrine Cancer Research

2017年7月19日

2017-2018 Request for Applications Issued

(July 19, 2017, Boston, MA)—The Neuroendocrine Tumor Research Foundation (NETRF) has announced a new round of scientific and clinical research grants, aimed at advancing the treatment of and the search for cures to neuroendocrine tumors (NETs).  Though considered uncommon, recent data indicate that NET diagnoses are increasing in prevalence, and now affect about 170,000 Americans.

 

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海外ニュース:プレシジョンプロミス臨床試験コンソーシアム委員長にヴィンス・ピコッツィ氏が就任

vince picozzi photo
海外ニュース:プレシジョンプロミス臨床試験コンソーシアム委員長にヴィンス・ピコッツィ氏が就任

2017年3月9日

 

バージニアメーソンメディカルセンターのFloyd&Delores Jones Cancer Instituteの膵臓胆道プログラム担当ディレクター、ヴィンス・ピコッツィ氏を紹介したい。ヴィンス・ピコッツィ氏は、パンキャン本部の科学&医学諮問委員会の長年メンバーであり、当初は、プレシジョンプロミス臨床試験コンソーシアムを構成する12の医療施設の1つ、バージニアメーソンメディカルセンターの主任研究員(PI)であった。

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「2017年度パンキャン賞」が第48回日本膵臓学会大会にて授与されました!

pancan awards 2017

「2017年度パンキャン賞」が第48回日本膵臓学会大会にて授与されました!

 

すい臓がんについて優れた研究に贈られる「パンキャン賞」。対象は5分野―「基礎研究賞」(1名)、「臨床研究賞」(1名)、「若手研究者賞」(3名)です。

今年は、パンキャン賞各賞に対し117演題という多数応募を頂きました。日本膵臓学会の選定、厳正なる審査・選定が進められ、今年4月、多くの素晴らしい研究の中から、下記の5つのパンキャン賞の受賞者が決定し、7月14日(金)、第28回日本膵臓学会大会の懇親会において授与されました。

授賞された皆様、おめでとうございます。

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海外ニュース:膵臓癌に対する免疫標的療法イブルチニブの臨床試験

Burton Tyrosine Kinase BTK

海外ニュース:膵臓癌に対する免疫標的療法イブルチニブの臨床試験

2017年1月12日

ある種の免疫細胞とがん細胞間のシグナル伝達を阻害する医薬品は、膵臓癌の治療成績を改善するか?

 標的免疫療法薬のイブルチニブ(ibrutinib;商品名イムブルビカ)は、米国では特定の白血病およびリンパ腫の治療に承認されており、日本では2016年3月に「再発または難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)」について承認され、「再発または難治性のマントル細胞リンパ腫」に対しても追加承認申請されている。イブルチニブは、経口投与可能な選択的不可逆的酵素阻害薬であり、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬である。ここに紹介するのは、ステージ4の膵癌患者が使う標準治療ゲムシタビン+ナブパクリタキセルに標的免疫療法イブルチニブを併用するフェーズII臨床試験である。

 

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国内ニュース:『今年のパンキャン賞、決定しました!』―表彰は7月14日

panCAN Awards

 

『今年のパンキャン賞、決定しました!』―表彰は7月14日

 

すい臓がんについて優れた研究に贈られる「パンキャン賞」。対象は5分野―「基礎研究賞」(1名)、「臨床研究賞」(1名)、「若手研究者賞」(3名)です。(画像は昨年「2016年パンキャン賞風景」です) 今年は、パンキャン賞各賞に対し117演題という多数応募を頂きました。日本膵臓学会により選定が進められ、多くの素晴らしい研究のなかから、先日受賞者が決定しました。発表は、第48回日本膵臓学会大会 期間中の7月14日(金)。パンキャン賞受賞者は受賞研究についてのご講演をいただき、トロフィー、賞金が授与されます。パンキャン賞は、パンキャンの活動からの支援の他、皆様からのご寄付によって、医療者、研究者に授与されます。研究者支援にお力添えくださった皆様、ありがとうございます。

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国内ニュース:(祝)膵・消化管神経内分泌腫瘍にランレオチドが承認される

Lanreotide and SST 14

Amino acid composition of somatostatin 14 (SST-14) and synthetic analog Lanreotide

 

国内ニュース:(祝)ランレオチドが膵・消化管神経内分泌腫瘍に承認される

2017年7月3日
イプセン社と帝人ファーマ社は、本日、膵・消化管神経内分泌腫瘍(GEP-NET)患者を対象としたランレオチド(商品名ソマチュリンSomatuline®)が厚生労働省の承認を受けたと発表した。米国FDAにより2014年12月16日にランレオチドがGEP-NET患者に対して承認されたことを受け、2015年5月1日、NPO法人パンキャンジャパン(理事長 眞島喜幸)は、厚生労働大臣塩崎恭久氏に対して、3万3778筆の署名とともにランレオチドの早期承認を求める要望書を手渡した。そして、2016年7月、帝人ファーマ社は、イプセン社が14か国で実施した第III相試験(CLARINET)および帝人ファーマが日本国内で実施した多施設第II相試験の結果を基にして厚生労働省へランレオチドの膵・消化管神経内分泌腫瘍適用に関する追加承認申請を提出していた。

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