臨床試験:膵癌ワクチン臨床試験始まる

臨床試験 ■膵臓がん治療用ワクチンの臨床試験始まる(日本外科学会学術集会より)   膵がんの血管新生を標的としたワクチン療法によって膵臓がんの進行を遅らせようという臨床試験の第Ⅱ/Ⅲ相試験が全国の25箇所の医療機関で開始されました。第Ⅱ/Ⅲ相試験は新薬臨床試験の最終段階に相当する試験で、日本国内のみならず世界中が注目する試験です。この試験の詳細は、4月2日から4日まで福岡で開催された第109回日本外科学会定期学術集会で報告されました。試験の中心になっているのは、和歌山県立医科大学第2外科教授の山上裕機先生、宮澤基樹先生と東京大学医科学研究所教授の中村祐輔先生のグループです。

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海外ニュース:スニチニブ、進行性膵内分泌腫瘍に有効

  ■スニチニブ:フェーズ3臨床試験早期中止-進行性膵内分泌腫瘍に有効と判断    2009年3月14日 ファイザー社(Pfizer)は、稀なタイプの膵臓がん(罹患率5人~10人/百万人)である膵内分泌腫瘍の患者を対象とした フェーズ3臨床試験において、スニチニブ Sunitinib (商品名:ス―テント Sutent)が有意にがん細胞の増殖を抑制することが判明したため、早期中止になったと発表しました。スニチニブはセカンドライ ン治療薬として転移性腎臓細胞癌(RCC)、消化管間質腫瘍(GIST)に承認されているキナーゼ阻害薬 Kinase Inhibitorで、in vivoでは血小板由来増殖因子受容体(PDGFR-α及びPDGFR-β)、血管内皮増殖因子受容体(VEGFR-1、VEGFR-2及びVEGFR- 3)、幹細胞因子受容体(KIT)、fms様チロシンキナーゼ3(FLT3)のリン酸化を阻害することから、種々の固形がんに対する直接的な抗腫瘍活性と 腫瘍血管新生阻害作用があることが示唆されていました。

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臨床試験:進行性膵内分泌腫瘍対象エベロリムス療法フェーズ3臨床試験(募集中)

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海外ニュース:新生血管標的破壊剤 EndoTAG(TM)-1

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臨床試験:術前補助放射線療法、膵がん患者の生存期間延長

臨床試験 ■切除可能膵がん術前補助放射線療法  切除可能膵臓がん患者のレトロスペクティブ解析により、術前補助放射線療法群は、切除単独群、術後補助放射線療法群より有意に生存期間が良好であったことが判明した。    術前補助放射線療法を受けた患者の生存期間は術後に補助放射線療法を受けなかった患者と比較して約2倍の差があることがレトロスペクティブな解析によって判明した。この結果は、11月15日International Journal of Radiation Oncology Biology Physics.[1] 誌にて発表された。

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臨床試験:イリノテカン+TS-1併用IRIS療法臨床試験(登録終了)

※このページに記載している臨床試験は登録を終了しています。  臨床試験   ■ゲムシタビン耐性進行膵がん患者を対象としたIRIS療法臨床試験(登録終了): イリノテカン+TS-1 併用療法     すい臓がんの標準治療薬はゲムシタビンですが、ゲムシタビンが効かなくなった患者さんに対するセカンドライン治療薬は、未だ確立されているとは言えません。そのため、ヤクルトでは、ゲムシタビンに耐性ができたすい臓がんの患者さんを対象に、イリノテカン(CPT-11)とTS-1を併用するIRIS療法とTS-1単剤を比較するフェーズ2臨床試験を開始しました。      このフェーズ2治験の参入基準は、組織診・細胞診で浸潤性膵管がんが確認され、ECOG分類の一般状態が良好(Performance Status 0~1)、ゲムシタビン療法に耐性と考えられる症例。除外基準は、・CPT-11 またはS-1を含むフッ化ピリミジン系薬剤の治療歴、放射線治療歴がある症例となっている。詳しくは、医薬品情報データベースを参照してください。    すい臓がんの診療を行っている主要な医療機関が参加して行われています。現在募集中です。問い合わせは下記までご連絡ください。   ■問合せ先:  株式会社ヤクルト本社臨床開発部 臨床開発課連絡先     TEL:03-5550-8966 FAX:03-3248-5502     ■参考資料:  医薬品情報データベース  プレスリリース (ヤクルト)

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海外ニュース:局所進行膵がん遺伝子療法TNFerade 

  海外ニュース:局所進行膵がん対象遺伝子療法TNFerade   ~ 腫瘍縮小効果を認めるケースも ~    切除不能な膵がん患者に新しい希望が生まれました。全米で臨床試験中の生物学的製剤 TNFeradeは、完全切除が難しい局所進行膵がんに対して、良好な腫瘍縮小効果が認められたと報道されました。    米国コロラド大学がんセンター外科医のRaj Shah氏は、「この遺伝子療法は、その腫瘍縮小効果から、ステージ3の患者に対し外科的切除を可能とするかも知れない」と語りました。TNFeradeの第Ⅲ相試験では、コントロールグループは標準治療(SOC)である放射線化学療法を受け、もう一方のトリートメントグループはSOC+TNFeradeという放射線化学療法+遺伝子療法を受けます。    TNFeradeは、TNFα(Tumor Necrotic Factor-α:腫瘍壊死因子)の遺伝子を含む複製欠損性アデノウイルスベクターです。放射線誘導性プロモーターによって制御されるため、放射線を受ける部位において効果を最大化できる特徴があります。TNFαはサイトカインの一種で、がん細胞を死滅させる効果があることは認められてきました。しかし、TNFのレセプターは腫瘍細胞を含め、様々な細胞にも存在することから全身的な毒性の問題があり、有効なドースを投与することが困難でした。TNFeradeは、腫瘍部位に選択的に薬剤を送達することを可能とする優れた薬剤です。    この試験では、放射線療法と5-FU(Fluorouracil:フルオロウラシル)による化学療法と並行して、週1回のTNFeradeを5週間続けます。TNFerade生物学的薬剤は、PTA(percutaneous approach)あるいはEUS(endoscopic ultrasound)によって直接腫瘍に注射されます。      1年前に膵臓に隣接する血管にまで腫瘍が広がっていたため切除不能な進行性膵がん(ステージ3)と診断されたRichard Jordan氏は、余命6か月と知りました。しかし、幸いコロラド大学病院において始まったTNFeradeの臨床試験に参加することができ、標準治療と同時に口から挿入された超音波内視鏡(EUS)の管を通して、腫瘍に直接注射されるTNFeradeによる遺伝子療法も受けました。    5週間の治療を終えると、Jordan氏の血管を取り巻いていた腫瘍は縮小し手術可能な状態となっていました。その後、外科的治療をうけたJordan氏は、切除組織の病理検査では、がん細胞が検出されなかったことを知りました。外科医のShah氏は「膵臓がんでこのようにがん細胞が消滅してしまうケースは非常にまれです」と語っています。    臨床試験に参加するすべての患者が遺伝子治療を受けられるわけではないため、「本当にラッキーだと思う」とJordan氏は述べています。現在、定期的にチェックを受けていますが、再発は見つかっていません。     ■参考資料:    ●臨床試験情報:第Ⅱ/Ⅲ相無作為化比較試験:切除不能局所進行性膵がんの第1選択治療法 - TNFerade+放射線化学療法(5‐FU)…

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新薬ニュース: TNFeradeの途中解析結果発表 

新薬ニュース ■TNFerade、ガン遺伝子治療薬の多施設臨床試験途中解析結果発表 2008 年11月19日、米国GenVec社は、局所進行性膵がんを対象とした生物学的製剤「TNFerade」の多施設臨床試験途中解析結果を発表した。途中解析 (interim data analysis)によると、SOC+TNFeradeのArmは、SOCに比較して、死亡リスクが25%減少。ハザード比0.753  (95%CI(信頼区間): 0.494-1.15)を示した。その結果、データ安全性モニタリング委員会(DSMB)は、遺伝子治療薬剤併用療法の臨床試験継続を承認した 。 ハ ザード比は、control arm(SOC)に対する、treatment arm(TNFerade+SOC) の治療効果を推定するものであり、途中解析の段階では、SOC群の患者に対して、TNFerade群の患者は0.75倍の死亡リスクと推定された。逆に SOC群患者の死亡リスクはTNFerade群と比較して133%と示唆された。 Kaplan- Meier法で算出したの生存率(OS)は、12か月でTNFerade+SOCのArmが39.9%、SOCのArmが22.5%であり、18か月の生 存率は、TNFerade+SOCのArmが30.5%、SOCのArmが11.3%であった。24か月の生存率は、TNFerade+SOCのArmが 10.6%、SOCのArmが11.3%となっており、平均生存期間(MST)は、双方のArmともに9.9か月であった。 次回の途中解析結果発表は2009年後半とされている。 参考: GenVec Press Release  2008年11月19日 http://www.genvec.com/download/press/PACT%20Interim%20Data_FINAL.pdf

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新薬ニュース: TNFerade、米FDAより優先承認審査の認定を受ける

新薬ニュース ■がん遺伝子治療薬TNFerade、米FDAより優先承認審査の認定を受ける 2008年11月11日、米国GenVec社は、局所進行性膵がんを対象とした生物学的製剤「TNFerade」がアメリカ連邦食品医薬品局(FDA)にFast Track(優先承認審査)の認定を得たと発表した。 TNFeradeは、TNFα(Tumor Necrotic Factor-α:腫瘍壊死因子)の遺伝子を含む複製欠損性アデノウイルスベクターを用いてがん細胞に攻撃します。TNFαはサイトカインの一種で、がん細胞を死滅させる効果があることは認められてきました。しかし、TNFのレセプターは腫瘍細胞を含め、様々な細胞にも存在することから全身的な毒性の問題があり、有効なドースを投与することが困難でした。TNFeradeは、放射線誘導性プロモーターによってTNFを制御するため、放射線を受ける部位において効果を最大化できる特長があります。腫瘍部位に選択的に薬剤を送達することを可能とする優れた特性のある薬剤です。 参考: GenVec Press Release  2008年11月11日 http://www.genvec.com/download/press/Fask%20Track%20Approval_FINAL1.pdf

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国内ニュース: がんペプチドワクチン療法について

■がんペプチドワクチン療法について     東京大学医科学研究所の中村祐輔氏のグループは、がん細胞に特異的に発現している遺伝子産物から高い抗原性を持ったペプチドを割り出し、患者の免疫力を高める「がんペプチドワクチン」の開発を進めています。

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