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本のタイトルをクリックし、内容についての詳細をご参照ください。
「遺族外来 —大切な人を失っても」 河出書房新社 大西秀樹 著
「心を癒す言葉の花束」 集英新書 アルフォンス・デーケン 著

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著者:アーリーン・ワイントローブ
2021年4月12日
MDアンダーソンチームは、CREB1とKRASおよびp53の変異との相互作用が数百の遺伝子に異常を引き起こし、膵臓がんの成長を促進することを発見しました。KRASおよびp53遺伝子変異は、膵臓がんを含むいくつかの腫瘍タイプに関連しています。テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの科学者たちは、2つの異常な遺伝子と膵臓がんの腫瘍増殖との間に重大な関連性があることを発見し、それを阻止する方法を提案していると述べました。
MDアンダーソンチームは、変異型KRASとp53がCREB1と呼ばれるタンパク質に依存して、膵臓がんの成長と拡大を促進していることを発見しました。疾患のマウスモデルでCREB1をブロックすると転移が減少することを、米国癌学会(AACR)のバーチャル年次総会2021とAACRのジャーナルCancerDiscoveryで発表しました。


このすい臓がん患者、家族のための「膵がん勉強会」は、すい臓がんと診断されて間もない方、患者サロンに参加したことがない方、交流会に参加するのは初めての方のために開催されています。勉強会は始めてという方、大歓迎です。南は沖縄から、北は北海道まで、すい臓の疾患(IPMNがあると言われた方、膵のうほうのある方、膵臓がんと診断された方、NETと診断された方など)に関する質問のあるかたはぜひご参加ください。参加費は無料です。
特定非営利活動法人パンキャンジャパン北海道支部では、膵がん勉強会に参加するのは初めてという患者さんやご家族の質問にお答えするために「膵がん教室」を毎月開催しています。初心者の方からベテランまで参加されています。小人数制ですので、いままで疑問に思っていたことについて、みっちりと膵臓がんの専門医に回答してもらえます。
また、インターネットの勉強会ですので、ご自宅やお好きな場所、または入院先の病院からでも、パソコンやネットに繋がる携帯電話があれば、膵がん勉強会の講演をご覧いただけます。前半の講演会はYou Tubeで視聴できますし、後半の交流会はZOOMのボタンをクリックして参加することができます。
●勉強会の講演視聴室:インターネットに接続して視聴できない方も、札幌市の方に限定されますが「SAPPORO Incubation Hub DRIVE(道新本社ビル2階)」で、パンキャンジャパン北海道支部スタッフといっしょに視聴することもできます。現地にていっしょに視聴されたい方は、また、ZOOMで交流会に参加したいけど、どうしたらよいかわからない方は、以下お問合せ先までご連絡ください。
お申し込みはQRからアクセスしてください:

~アクセスラグ問題の解決に向けて~
難治性がんの代表である膵臓がん患者には、がんの増殖を抑えるためにも、より奏功する治療薬が必要です。患者のがん細胞の特徴にマッチした治療薬を使うゲノム医療は、米国臨床腫瘍学会(ASCO)の発表では、通常の標準治療よりも予後が大幅に改善されることがわかりました。その結果、米国の膵臓がん診療ガイドラインであるNCCNガイドラインは、2019年4月に改訂となり、膵臓がん診断時に生殖細胞系遺伝子検査(Germline Test)が全員に推奨されました。また、転移性膵臓がん患者には、診断時に「がん遺伝子パネル検査」が推奨されました。日本でも米国でも膵臓がんで承認されているゲノム医療の薬剤の数は同じですが、日本の膵臓がん患者は、その膵臓がんで承認された薬剤があるにもかかわらず、パネル検査が受けられないために使えない、アクセスできない、「アクセスラグ問題」が発生しています。
パンキャンジャパンでは、いま闘病中の患者さんを助けるために、NCCNガイドライン同様に、日本の膵臓がん患者は、遺伝子パネル検査が受けられるように厚生労働省に要望し、承認薬が使えるように現体制の整備を要望いたします。また、遺伝子変異にマッチした治療薬で他のがんで使われている薬剤(膵臓がんには適応外薬)も使えるように、受け皿試験を増やすための臨床試験体制の整備も要望したいと考えています。

がん患者さんが待っていた新型コロナワクチンの接種がいよいよ始まります。
全米総合がんネットワークのコロナワクチン委員会(NCCN COVID-19 Committee)では、がん患者のコロナワクチン予防接種に関するガイドラインを公開しています。このガイドラインでは、がん患者はできるだけ早く予防接種を受けることが推奨されています。詳しくは、NCCNを参照してください。(Resource: https://www.nccn.org/covid-19/ )
このように米国のがん患者さんは、コロナワクチンの接種を推奨されていますので、日本でのワクチン接種が始まれば日本でもすぐに受けたい患者さんも多いと思います。いままではどのようにワクチン接種プログラムが進むのかががわからないという声があがっていました。そのような声を受け、厚労省では、『コロナワクチンナビ』というホームページを開催してくれましたので、そちらから都道府県別のコロナワクチン接種会場などの情報を調べることができます。ぜひ下記から試してみてください。
厚生労働省コロナワクチンナビ:https://v-sys.mhlw.go.jp/about/
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がんゲノム医療に関しては、2019年6月よりがん遺伝子パネル検査が保険収載されたことにより、患者さん一人ひとりのがんの特徴にあわせた最適な治療法の選択ができる可能性が出てきました。
奏功する治療薬が少ないすい臓がんですが、6年前にゲノム医療の時代に突入したアメリカでは、早い段階で『がん遺伝子検査』を受け、他のがんですでに使われている分子標的薬と同じ遺伝子変異が見つかれば、治療法の選択肢が広がることがわかりました。さらに遺伝子変異にマッチした治療を受けることができれば、患者の予後が大きく改善されることがわかり、そのKYT試験結果がGI-ASCOにて発表され、すい臓がんの医療関係者並びに患者のゲノム医療への関心が高まりました。
医療関係者もゲノム医療の指定を受けている一部の施設を除いては、ゲノム医療に詳しいわけではないため、すい臓がん患者さんとご家族がゲノム医療について、きちんと学んでおくことがご自分の治療の選択肢を増やす上では、とても重要です。

日本屈指のハイボリュームセンターの1つである静岡がんセンターによる膵臓がん治療法の最前線は、
大勢の方々にご参加いただきました。ご興味のある方はぜひご視聴ください。
膵癌(すいがん)診療ガイドラインは、専門医が参照する膵臓がん治療の羅針盤ともいえる指針で、日本膵臓学会により作成されています。ご自身の治療がどのような方針で進められ、また選択ができるのか。化学療法や外科療法など、現在の治療の最前線はどのような内容か。情報をより多く持つものは、より多くの選択肢を知ることができ、より自分に適した治療に近づくことができます。最新のガイドラインを、ガイドライン改訂委員会のチーフ長が直接解説する、まさに情報の最前線です。信頼できる情報を得て、ご自身に最適な治療につなげていただけましたら幸いです。
パンキャンTV(PanCAN TV)がスタートします
国立がん研究センター東病院の先生方による「膵臓がんMeet The Expertシリーズ」、
日本の名医による「膵臓がんの先進医療シリーズ」、膵臓がんのような難治がんだからこそ
必要な精神的なバランスを立て直すための「心のケアシリーズ」などを収録した
「パンキャンTV」が2021年4月からスタートします。
すぐに役立つ情報が満載のパンキャンTVがスタートします。
患者の予後改善を目標として過去20年間、活動してきたパンキャン(PanCAN)。
昨年、目標だった5年生存率10%を達成し、さらなる目標に向けてゲノム医療と
標準療法の両面でがん研究の支援活動を加速しています。
想像してみてください。予後を大きく改善することができる治療法があったら、
患者を支える家族としてどれだけ気持ちが楽になるでしょう。
最先端医療を進める先生、パンキャン米国本部が進めるKYTプロジェクト(ゲノム医療の推進)など、
刻々と変わりつつある、膵臓がん治療最前線の情報が入手出来たらどうでしょうか。
■パンキャンTVのアクセス方法
『 パンキャンTV(PanCAN TV) Meet The Expert 膵がん治療の最前線 ー早期発見からゲノム医療までー こちらから
『 パンキャンTV(PanCAN TV) AdvancedMedicalTherapy膵がん先進医療シリーズ ー膵がん治療の最前線ー こちらから