2025年:がんニュースの年

『Cancer Today』編集部による、2025年のがん研究と治療に関する影響力のある報道と記事を紹介。 Cancer Today 編集部 2025年12月26日 画像提供:wildpixel / iStock / Getty Images Plus 研究の進展 ががん治療の向上を続けています。しかしこの進歩は必ずしも直線的ではありません。今年注目すべき記事の多くは、若年成人におけるがん症例の増加、山火事消防士の職業上の危険、研究助成金の遅延・取り消しという差し迫った問題など、新たかつ進化する課題を指摘しています。こうした課題の中にも明るい兆しはある。膵臓がん患者に希望をもたらす標的療法の突破口、健康な細胞を保護しながら腫瘍組織に集中攻撃する治療法、治療で発声能力を失った人々の声を取り戻す新技術などだ。同様に重要なのは、不屈の精神と希望の物語が、我々が正しい方向へ進むための支えとなることである。以下は、Cancer Todayの編集部が選んだ、今年注目を集めた物語の一部である。 若年層でがんが増加する理由を解明する競争 タイム誌、2月12日 ジャンカルロ・オビエド=モリが治らない咳に悩まされたのは、まだ高校生だった頃だ。わずか18歳で、通常は高齢者に発症するステージIVの肺がんと診断された。現在30代となったオビエド=モリは、化学療法、放射線治療、左肺切除手術を経て、今も治療を続けている。彼のがん診断は、50歳未満の人々におけるがん発生率増加という大きな傾向の一部かもしれない。世界的に見て、1990年から2019年にかけて、50歳未満の患者におけるがん診断は79%増加し、がん関連死は28%増加した。「我々はがん発生率が比較的安定しているものと考えていた。しかしそうではない」と、ロンドン・バーツがんセンターの泌尿器腫瘍専門医トーマス・パウレスは『タイム』誌に語った。オビエド=モリのような若年成人がより高い割合でがんを発症する理由は、研究者にもまだ解明されていない。潜在的な要因として、小さな腫瘍も検出できるようになったスクリーニング手法の進歩を指摘する声もある。他には、高度に加工された食品や赤身肉を多く含む食事、肥満率の上昇など、様々な生活習慣の役割を研究している。さらに、マイクロプラスチックなどの環境要因を調査している者もいる。より明確な答えやパターンが解明されるまでには、数十年かかるかもしれない。その間、がんを患う若年成人には特有のニーズがあると、タイム誌の記事は指摘している。若年成人は経済的に苦境に陥りやすく、がん治療の影響による身体的・精神的負担を何十年も抱え続けることが多い。「思春期から若年成人期は経験が大きく異なるため、治療アプローチも全く異なるものが必要だ」と、若年成人がん患者支援の非営利団体「Stupid Cancer」のアリソン・シルバーマンCEOはタイム誌に語った。 新たな治療法が最も致死率の高いがん患者の希望となる ウォール・ストリート・ジャーナル紙、2月28日付 膵臓癌と診断された患者の約半数は、診断後1年間生存している。進行癌患者では、診断後5年生存率はわずか3%である。研究努力が続けられているにもかかわらず、2000年以降に膵臓癌治療薬として承認されたのはわずか5種類のみ。しかし、膵臓癌の90%で見られる変異「KRAS」を標的とする薬剤が、患者に希望をもたらす可能性がある。米食品医薬品局(FDA)は結腸直腸癌と肺癌向けに2種類のKRAS阻害剤を承認済みで、現在臨床試験では膵臓癌患者へのこの種の標的療法が検証されている。プラナティ・ペラティ氏は臨床試験でKRAS阻害剤ダラクソンラシブを投与され、17ヶ月間病状を抑制できた。「17ヶ月は貴重な時間を得られた」とペラティはウォール・ストリート・ジャーナル紙に語った。これらの臨床試験がさらなる治療選択肢の基盤となることが期待されている。「全ての患者に永久に効果を発揮するわけではないことは承知している」とアトランタのエモリー大学ウィンシップがん研究所の研究者グレゴリー・レシンスキーは同紙に語った。「しかし、ほんの少しでも針を動かすことが、計り知れない影響をもたらすだろう」 がん細胞が新たな組織へ移動し定着する仕組み ノウアブル・マガジン、3月27日 なぜ、そしてどのようにがん細胞は体内の他の部位へ移動するのか?この疑問への答えは、転移性がんを治療し、腫瘍が体内の他の部位へ広がるのを防ぐ新たな道筋を提供する可能性がある。がん細胞は、発生した部位に適応している。乳がん細胞は通常、乳房内の栄養分や脂肪酸を利用して増殖する。がん細胞が体内に転移する際には、血流の激しい動きに耐え、生存に必要な栄養分が不足しがちな他の臓器に定着しなければならない。この難題を達成するため、がん細胞は化学信号を送り他の臓器の環境を変えるか、あるいは新たな環境に自ら適応する。こうした細胞の進化メカニズムを理解することが、治療と予防の手がかりとなる可能性がある。「これは新たな可能性を示唆しています——がん細胞の増殖を標的とする別の方法が存在するのです」と医師科学者のアドリアン・ボワールは『ノウアブル・マガジン』に語った。ニューヨーク市のメモリアル・スローン・ケタリングがんセンターに所属するボワールとその研究チームは、脊髄液に焦点を当てた研究を進めている。脊髄液はがん細胞にとって栄養分が少ないにもかかわらず、固形腫瘍の転移の5~10%が定着する場所となる。脊髄液に転移が生じた患者は通常、数か月以内に死亡する。ボワール氏のチームは、がん細胞がこの環境で生存するために鉄分摂取量を増やすことを発見した。デフェロキサミンががん細胞内の鉄分レベルを低下させ、マウスの生存期間を延長できることが研究で示された後、同チームはヒト患者におけるがん増殖を阻止できるかどうかを検証している。 ストレスが癌の経過に与える影響 Knowable Magazine, 4月7日…

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謹賀新年

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 旧年中は、NPO法人パンキャンジャパンの活動に対し、多大なるご支援とご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。 2026年は、私たちは「膵がんの早期発見~未来を拓く~」を最優先のテーマに掲げております 。現在、日本国内では年間約4.7万人が膵がんに罹患し、約4万人が亡くなるという極めて厳しい状況が続いています 。しかし、10mm以下のステージ1で発見することができれば、5年生存率は80%を超えるという希望も見えています 。 本年は、この「5年生存率20%」という目標に向け、以下の活動を強力に推進してまいります。 早期発見の啓発とネットワークの構築: 全国の医療機関と連携した医療体制の構築支援とともに、糖尿病患者様やそのご家族を対象とした「早期発見セミナー」を積極的に開催いたします 。 家族性膵がんへの支援: 2026年2月の「第56回日本膵臓学会大会・市民公開講座」開催に向け、リスクのある方のサーベイランス、遺伝子パネル検査や遺伝カウンセリングといった有益な最新情報を、必要とする方々へ直接届ける活動を強化します 。 ドラッグラグ・ドラッグロスの解消: 患者さんが最新の治療薬にいち早くアクセスできるよう、厚生労働省の検討会等を通じた政策提言およびロビイング活動を継続してまいります 。 「膵がんで命を落とさない社会」の実現は、私たちだけの力では成し得ません 。皆様からの温かいご寄付やご支援が、早期発見への道筋を照らす大きな力となります 。 本年も、患者さんとご家族、そして未来の患者さんを救うために、事務局一丸となって邁進してまいる所存です。皆様にとって2026年が希望に満ちた健やかな一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。 2026年 元旦 特定非営利活動法人パンキャンジャパン 理事長 眞島 喜幸 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー New Year’s Greeting…

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PanCAN Japan Receives the 77th Health and Culture Award

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PanCAN Japan Receives the 77th Health and Culture Award

PanCAN Japan is honored to announce that we have received the Group Award at the 77th Health and Culture Awards, hosted by the Ministry of Health, Labour and Welfare and Dai-ichi Life Insurance Company.

This prestigious award recognizes organizations and individuals who have made outstanding contributions to improving public health and hygiene. We are deeply honored that our activities have received this societal recognition.

 

Award Announcement

On November 19, 2025, at the presentation ceremony held at the Meiji Memorial Hall, PanCAN Japan was awarded the Group Award.

This honor recognizes our activities supporting pancreatic cancer patients and their families, promoting early detection awareness, and advancing research.

 77th Health Culture Award 2025sm

 

 77th Health Culture Award 2025 Sakoi Majima sm

Furthermore, on the following day, November 20, World Pancreatic Cancer Day, we were honored to be granted an audience with Their Majesties the Emperor and Empress, and received warm words from Their Majesties.

This event was featured on the Imperial Household Agency’s official Instagram and in a Sankei Shimbun news article. Please take a look.

Click here to view the Imperial Household Agency’s official Instagram photo  (Instagram account required)

Click here to view the Sankei Shimbun article (Photo of Their Majesties and Mr. Majima (© Imperial Household Agency))

 

(more…)

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海外ニュース:化学放射線療法の必要性について

膵臓癌の研究と治療の過去、現在、未来 Manuel Hidalgo, Director The Clinical Research Programme of the Spanish National Cancer Research Centre (CNIO)Ignacio Garrido-Laguna, Member of the Experimental Therapeutics Program at Huntsman Cancer Institute of the University…

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海外ニュース:がんの進行を防ぐキーは「細胞を作る細胞骨格(繊維層)をかたくする」こと

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がんへの新たなアプローチ  アメリカ・ジョンホプキンス大学の挑戦   【サマリー】   ・ジョンホプキンス大学の新たな研究は 「がん細胞を攻撃するのではなく、がん細胞を固くすることによって、人体の他の部位への転移・浸潤を防ぐことができるか」の解明を目指している。 ・この研究をしたジョンズホプキンス大学の研究者チームは、4-HAPという分子が、細胞の骨格(細胞内の繊維層で骨格的な働きをする組織)に影響を与えうる可能性があることを突きとめた。 ・4-HAPはすでに黄疸の治療に使われている薬の分子である。4-HAPの新たな働きについて、いま、マウスを使ってテストが続けられている。     【概要(ジョンズホプキンス大バージョン)】   ・細胞の形のみなもとである「細胞骨格(※)」は、がん、慢性閉塞性肺疾患、変性神経疾患において、同じように多様な条件で変化することが知られている ・ジョンズホプキンス大学の研究者は、薬剤により細胞骨格が変化するかどうかを見るために可能性のある薬をスクリーニングする方法を考案した ・同大の研究者は、がん細胞が転移して、新しい部位にコロニーを形成することができないよう、がん細胞が硬くなる(がん細胞内の細胞骨格が硬く変化する)有望分子を同定した     (※)細胞骨格(さいぼうこっかく、英語: cytoskeleton, CSK)は、細胞質内に存在し、細胞の形態を維持し、また細胞内外の運動に必要な物理的力を発生させる細胞内の繊維状構造。細胞内での各種膜系の変形・移動と細胞小器官の配置、また、細胞分裂、筋収縮、繊毛運動などの際に起こる細胞自身の変形を行う重要な細胞小器官。   「この新しいアプローチにより、多くの薬よりも、より少ない副作用と、薬剤耐性ができにくい可能性のある方法で、がんと闘うことができると信じている」と、ジョンズ・ホプキンス大学医学部大学院基礎研究所のダグラス・ロビンソン細胞生物学教授は述べています。また「我々が開発した新しい検査システムは、多くの他の疾患のための薬を特定するのに役立つと考えている。」とも述べています。   ■細胞分裂の状態を観察することで「がん細胞の拡大時に変化する細胞の形状」に着目 この研究のプロジェクトは、1997年、ロビンソン氏が博士課程の研究員であったときに考えたアイデアで、細胞が2つに分裂する過程をより深く研究することで、細胞が一般的に形状を変更する方法に光を当てることができるというものでした。がんから慢性閉塞性肺疾患、退行性神経疾患などにいたるまで、細胞の形状に影響をあたえる、この研究では特に、細胞の形状を固定する(かためる)化合物によって、疾患の進行を停止させる可能性があるというものです。     2008年、この研究の主執筆者であるアレクサンドラ・スーセル氏は、博士研究員としてロビンソン氏の研究室に参加しました。そして、細胞の形状を微調整する分子の検査に着手しました。ほとんどの薬品の検査とは、病気と関連する特定の生化学経路上の効果を調べるものであったのですが、スーセル氏は、「この検査は、全細胞の最終的な結果に基づいています。」と説明します。今回のケース(研究)では、哺乳動物細胞型に類似しているアメーバ細胞性粘菌が使われています。分子で細胞を処理した後、ロビンソン氏のチームは、2つ以上の核を有する普通ではみられない細胞を探しました。細胞性粘菌は、通常それらが2つの娘細胞に分割する過程にある場合にのみ、複数の核を有するため、『2つの核を有する場合、高い割合で細胞分裂の過程で、特に細胞骨格の力学が微調整された可能性があります』。     何千もの分子のスクリーニングの結果、チームが探していた影響を起こす分子を25個発見することができました。そして、さらなる研究により、そのうちの一つ、『4-HAPが、ミオシンIIという細胞骨格の構成要素に影響を与える』ことを明らかにしました。…

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海外ニュース:メイヨー・クリニックの研究者、膵臓がん形成過程の最初のステップを識別

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Mayo Clinic researchers identify first steps in formation of pancreatic cancer フロリダ州ジャクソンビル(11月10日) - ジャクソンビルにある米国の著名な総合病院メイヨー・クリニック研究所の研究者は、膵臓がんが形成される最初のステップを特定しており、その調査結果はがんの予防戦略の探求に役立つと述べた。 Cancer誌オンライン版で、同病院の科学者は「膵臓の消化酵素を産生する腺房細胞が前がん病変になるために必要とされる分子のステップ」について説明した。腺房細胞の病変の一部は、その後、がん化することができる。 「膵臓がんはこれら腺房細胞の病変から発症するので、これらの病変がどのようにがんになるかを理解できれば、我々は完全にがんの進行を停止させることができるかもしれない」と主任研究者で、がん生物学者であるピーター・ストルツ氏は述べた。   新しい治療と予防戦略の必要性は緊急の課題であると、ストルツ氏は述べている。膵臓がんは最も悪性度の高いがんの1つで、かなり進行するまで症状が現れないため、診断後1年生存率はわずか20%で、米国のがんによる死因の第4位である。   科学者たちは、Kras(ケーラス)の遺伝的変異を有する膵臓細胞を研究した。Krasは、細胞分裂を調節するタンパク質を生産し、遺伝子は、多くのがんにおいて変異することがよくある。膵臓がん症例の95%以上は、KRAS変異を有している。   科学者たちはまた、Kras変異を有する腺房細胞が、幹細胞(かんさいぼう)様の特性を有するダクト状細胞に形質転換するステップを詳細に説明している。自由に分裂することができる幹細胞は、多くの場合、がんに関与していることが知られている。   腺房細胞におけるKrasのタンパク質は、免疫細胞の特定の種類であるマクロファージを引き付ける分子ICAM-1*の発現を誘導することを見出した。これらの炎症マクロファージは、種々のタンパク質をリリース(分離)することで腺房細胞の構造が緩み、腺房細胞が異なる種類の細胞に変形することができるようになる。これらのステップは、膵臓の前がん病変を作り出していた。 *=intercellular adhesion molecule-1(細胞接着分子-1)   ICAM-1は、免疫系の細胞間相互作用を司る接着分子の一つで、LFA-1(lympho-cyte function…

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国内ニュース:『NHKチョイス@病気になったとき-すい臓がんを見逃すな-』について

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  11月2日、NHKの健康番組『チョイス@病気になったとき』の「すい臓がんを見逃すな」(11月2日午後8時放送。再放送11月7日午後1時5分〜)回で、パンキャンジャパンと膵臓がん早期発見のトピックを取り上げていただきました。 おかげさまで、おおくの反響をいただき、お問い合わせもいただいております。そのため、現在お問い合わせのメールや電話がつながりにくい状態が発生することがあります。この場を借りてお詫びを申し上げます。 下記に膵臓がんの早期診断とお問い合わせ各種窓口を整理いたしました。皆様の膵臓がんに対するさらなるご理解に役立てば幸いです。   診断について 膵臓がんの診断方法について ビデオ講座:早期発見のための超音波検査(大阪府立成人病センター) 『膵臓がんの概観』を読もう (パンキャン作成の冊子)   相談について PALS(パルズ)電話相談センター  

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国内ニュース:膵臓がん早期発見で成果(山陽新聞)

尾道の開業医と中核病院連携     尾道市で7年前から、膵がんの疑いがある人を開業医が見つけて地域の中核病院で専門医が診断するという早期発見プロジェクトが成果を挙げています。このプロジェクトは、花田敬士氏(JA尾道総合病院内視鏡センター長 2012年度パンキャン臨床研究賞受賞)によって、2005年頃から尾道市で、医師会と地域中核病院が協力し在宅療養を支援する「尾道方式」を膵がんの診断に生かそうと始まった試みです。   このプロジェクトでは、膵がんの早期発見のついて一定の成果がみられ、「ステージゼロ」という超早期膵がんが見つかった事例もあります。治療後の5年生存率は、2007年に診断された患者で16.2%、2008年の患者では20%と、2006年の広島県全体の8.5%を上回った成果をあげています。   花田氏は「膵臓がんでも小さなうちに見つければ助かる人がいる。このような道が開けたのは、何よりも開業医の方たちのおかげです」と語ります。パンキャンジャパン理事長の眞島氏は「膵がんの早期発見は生存率向上に不可欠です。5年生存率20%を実現してくださった花田先生ならびに地元の開業医の皆様に感謝しています。パンキャン賞が先生の活躍の後押しになれば幸いです。」   この膵がん早期発見の試みは盛岡市や山梨県、大阪市、熊本市などでもすすめられています。   関連記事:2012パンキャン賞 山陽新聞8月20日付

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国内ニュース:<ドラッグ・ラグ問題>日本経済新聞の「医出づる国」(8月25日)特集

  海外で使える薬が日本で使えない「ドラッグ・ラグ問題」について、8月25日付日経新聞に記事が掲載されました。そこには日本の製薬企業の出遅れが指摘されており、その対策として 安倍政権が医薬品についての国際競争に打ち勝つために、矢継ぎ早に審査期間の短縮などを含む政策を打ち出していると説明されています。   パンキャンジャパンでは、日本の患者の方に一日でも早くお薬を届けるために、当事者・関係者の声として署名を集めています。 2013年度に引き続き2014年度も厚生労働省に署名を提出する予定です。過去に提出された方も本年度の署名に参加できます。年間3万人を超える膵がんは、全国的に解決すべき問題です。ひきつづき、みなさまのご協力をお願いいたします。   日経記事Web刊(全文は日経の会員限定です)・審査スピード早く 省庁に横ぐし、新薬で競争力 ・ドラッグラグって何? 日本の治験が遅い事情   ■上記記事に関連したパンキャンジャパン理事長眞島喜幸のコメント 「がん研究も臨床試験もすべてが患者さんの予後改善、延命のためにあります。ドラッグラグ問題は、その一連の流れが滞っていることを表しています。あるべき姿は国際共同治験に日本が参加することで、世界同時承認を実現することです。※1」 「膵臓がんは厳しいがんで、標準療法で患者は救われません。そのようなことから、米国のNCCN膵がん診療ガイドラインでは治療の第一選択肢は、臨床試験を受けることが推奨されています。しかし、膵がん患者を対象とした募集中の臨床試験は米国では540もありますが、日本は僅か3つという状況※2ですから、膵 がん患者が必要とする臨床試験という選択肢は日本にはなく、患者の不利益につながっています。」 「新薬の承認を待つ、一刻の猶予もない膵がん患者の切実な声を政府に届けるのが署名活動の目的です。私たちはこの問題が解決するまで運動を続けます。これまでご支援してくださった方へ感謝を伝えるとともに、早期承認に向けてお力添えをいただければ幸いです。」     関連記事読売新聞朝刊(8月1日)「海外薬承認を促進」にパンキャンのコメントが掲載ドラッグラグ問題解消を訴え厚生労働大臣に3万1千筆の署名提出 すい臓がんのドラッグラグ解消に関する要望書 政策提言   ※1 国際共同治験に日本が参加できれば、世界と同時承認が可能になります。そうすれば、ドラッグラグは解消します。※2 この数値(米国540対日本3)については、以下の検索による数値。米国はClinicaltrials.gov(国際医学雑誌編集者委員会 (ICMJE)による臨床試験登録システム)を”pancreatic cancer”で検索した。日本は 国立保健医療科学院のデータベースを “膵癌 参加者募集中”で検索した。  膵がんにおける参加者募集中の臨床試験 国…

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ニュース・インフォメーション

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平成27年度「医療機器開発推進研究事業」(3次公募)に係る公募について 厚生労働省医政局 研究開発振興課からのお知らせです。説明会は8月11日(東京都千代田区大手町1-7-1 読売新聞ビル)   第1回難治性がん研究アドボカシーリーダーシップトレーニング(終了) 研究者、患者会、学会、製薬企業、行政などのステークホルダーが一丸となって協働し、がんと闘えば、希望を創りだすことができます。この度、膵臓がん患者支援団体である特定非営利活動法人パンキャンジャパンは、来る2015年7月31日から8月1日の期間で、日本では初となる「難治性がん研究アドボカシーリーダーシップトレーニング」を開催いたします。   2015年パンキャン賞授与 2015年6月に名古屋で開催された第46回日本膵臓学会において本年度のパンキャン賞を5名に授与いたしました。   海外ニュース:化学放射線療法の必要性について  治験情報:がんペプチドワクチン(サバイビン2B)臨床試験募集について 2014年度パンキャン賞を授与しました 第45回日本膵臓学会において、日本の膵臓癌研究の助成振興を目的とした「パンキャン賞」を授与いたしました。.  もし、家族がすい臓がんと診断されたら。最初に目を通していただきたいこと。    

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