国内ニュース:診断時には転移能のあるがん細胞が存在
2015年10月9日 第74回日本癌学会学術総会: 数理モデルによる膵臓癌テーラーメード治療戦略
膵臓がんは全身病であると言われてひさしくなりますが、実データをもとにして構築された数理モデルを使うことで患者の生存期間を最大化する治療戦略がみえてきます。九州大学 数理生物学教室の山本君代氏は、患者を層別化したテーラーメイド治療戦略の可能性を示唆しました。
この数理モデルを使った研究は次なる2つのポイントを示しています。
・診断時にはほぼ100%の症例で、転移を産む能力のある癌細胞が存在することを示唆していること (Figure1E)
・具体的な抗がん剤の種類を考慮はしていないものの、術後抗がん剤を開始する時期が生存期間に及ぼす影響を式から予測したこと