先進医療:腹膜播種の対処療法

satoi sohei small

Sohei Satoi, MD, PhD, Kansai Medical University

 

先進医療技術B:腹膜播種の対処療法

腹膜播種のS-1+パクリタキセルの併用療法

 

パンキャンジャパンでは、これまでのセミナーで「腹膜播種と治療法」についての講演も行っています。ビデオ等での講演の視聴のご希望の方は、以下をご参照ください。

 

■『[ビデオ講座④]『腹膜播種(ふくまくはしゅ)の対処療法 』
里井 壯平 先生 (関西医科大学 外科学講座)
http://blog.canpan.info/pancan/archive/15

 

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腹膜播種とがん性腹水

ascites

腹膜播種とがん性腹水

Peritoneal Dissemination and Malignant Ascites

 

■腹水とは

腹水は、腹部(胃や腸を包む腹腔)に体液が異常に蓄積すること、またはその体液を表します。この余分に集積した体液は腹部を膨らませ膨張させます。腹水の原因としては、門脈圧亢進、血漿浸透圧の低下、腹膜の炎症やがんなどがあります。がん性の腹水は、がんが元の部位から腹膜に広がったときに起こりやすくなります。

 

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膵臓がんの危険因子

危険因子(リスクファクター Risk Factor) 膵臓がんの正確な原因はまだよく理解されていません。研究では、膵臓がん発症の可能性を増加させる特定の危険因子が同定されています。次の表では、膵臓がんに関連する危険因子をいくつか説明します。 危険因子   喫煙 喫煙は重要な危険因子であり、すべての膵臓がんの症例の約20〜30%の原因になっている可能性があります。タバコを吸う人は吸わない人より膵臓がんを発症する可能性が2倍になります。 年齢 年齢とともに膵臓がんを発症する可能性が増加します。膵臓がんと診断されたほとんどの人が60歳以上です。 家族歴 母親、父親、兄弟、または子供に膵臓がんが発症した場合、自分が膵臓がんになる可能性は2〜3倍になります。より多くの家族が膵臓がんになれば、他の家族が膵臓がんになるリスクは増加します。家族性乳がんまたは結腸がん、家族性黒色腫、または遺伝性膵炎の病歴がある場合、膵臓がんを発病するリスクが増大します。膵がん症例の約10%は、家族歴に関係していると言われています。喫煙する人で膵臓がんの家族歴もある人は、膵臓がんと以前診断された家族(複数可)よりも最大10才以上早く膵臓がんを発症する危険性があると言われています。 慢性膵炎 慢性膵炎の人は、膵臓がんを発症するリスクが高くなります。慢性膵炎は、長年にわたってアルコールを大量に消費する人に多くみられる病気です。おたふくかぜのウイルス、様々な自己免疫疾患は、慢性膵炎を起こす可能性があります。遺伝性膵炎は一般の人が20歳までに経験する膵臓の炎症の再発の原因となる可能性があります。膵臓がんを発症するリスクは、遺伝性膵炎を有する人においてはさらも高くなります。 人種別 アフリカ系アメリカ人は、アジア人、ヒスパニック、または白人系の人と比較して、膵臓がんの発生率が高い。アシュケナージ系ユダヤ人には膵臓がんの発生率が高いことが知られています。このような人々の約1%には乳癌(BRCA2)遺伝子を含む遺伝子変異がみられます。 性別 男性は女性よりも多く膵臓がんと診断されています。これは男性の高い喫煙率に関連付ることができるかもしれません。 糖尿病 膵臓がんは、5年以上糖尿病を経験している人に発生する可能性が高くなります。研究によると、50歳以上で新たに糖尿病を発病した場合、それは膵臓がんの初期症状であることを示唆しています。以前によく制御された糖尿病の患者において、血糖値が急激に悪化した場合も膵臓がんの徴候である可能性があります。 食事 食事と膵臓がんの発症の関連性はまだ不明です。赤色および加工肉の多い食事は、膵臓がんを発症するリスクを増大させると考えられています。果物や野菜の多い食事は、膵臓がんの発症リスクを低下させることがあります。 肥満 肥満の人は正常体重のある人々に比べて疾患を発症するリスクが20%も高くなります。若年性成人期の肥満は、膵臓がんのリスクがさらに高くなります。腹部に過剰な脂肪を持つ人は、一般的な肥満とは関係なく、膵臓がんになるリスクが高くなります。

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難治性がんウェビナーシリーズ

難治性がんの筆頭である膵臓がんの新薬開発には目覚ましいものがあり、重要な発表など続いております。米国膵臓がんアクションネットワーク(パンキャン本部)では、そのような発表に関連した患者・家族からの質問に対応するため、セミナー、シンポジウムとは別に、Informational Webinarをネット配信しております。日本においても、大鵬薬品工業株式会社様の支援によりウェビナー(インターネットビデオセミナー)を公開いたします。      難治性がんウェビナーシリーズ   膵がん治療の新しい時代へ杏林大学 古瀬純司先生   すい臓がん外科治療の最前線静岡県立静岡がんセンター 上坂克彦先生    膵臓がんの内科的治療法について国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科 上野秀樹先生   胆道がんの内科的治療法について国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科 森実千種先生   難治性がんと高額医療費制度国立がん研究センター中央病院 MSW 小郷裕子先生   難治性がんと食事と栄養国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科 高嶋浩子先生   ※資料のご利用に当たっては免責事項をご確認ください。  Sponsored by:   

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