サバイバーストーリー:リン・ホルコム(ステージ4) ニボルマブ、イピリムマブ、コビメチニブ

survivor Lynne Holcomb

私は戦い続ける

~治癒に繋がった臨床試験への参加~

著者 リン・ホルコム

2019年8月22日

2015年12月4日にIV期の膵臓がんと診断されました。

•IV期の診断は化学療法につながる
•化学療法を切り替えて副作用に対処する
•がんが再び成長し始める
•臨床試験は違いを生む

(more…)

Continue Readingサバイバーストーリー:リン・ホルコム(ステージ4) ニボルマブ、イピリムマブ、コビメチニブ

NCCN:米NCCNガイドライン改訂にみる膵臓がん治療の進歩

  • Post author:
  • Post category:News
  • Post comments:0 Comments

米国NCCNガイドライン改訂にみる膵臓がん治療の進歩

~NCCNガイドライン(膵臓がん診療ガイドライン策定委員会)委員長が明らかにするゲノム医療、補助化学療法推奨の背景~

2019年5月

膵臓がんの治療成績は、生殖細胞系と体細胞の両方の分子プロファイリング(がん遺伝子パネル検査)の精緻化、および補助化学療法で見られる有益な効果により、それほど落胆しなくてもよくなってきています。膵臓腺がんのNCCNガイドラインはこれらの進歩を反映し、臨床医には膵臓がんのすべての患者の「生殖細胞系列遺伝子検査(Germline Test)」を検討し、転移性膵臓がん患者には「がん遺伝子パネル検査」を行い、がん細胞の遺伝子解析をするよう推奨しています。ガイドラインはさらに、臨床医が、忍容性のある患者に対して、mFOLFIRINOX(ロイコボリン/ 5-FU /イリノテカン/オキサリプラチン)による補助療法を検討することも推奨しています。

これらの最新情報を発表したのは、NCCNガイドライン委員長であるマーガレット・A・テンペロ医学博士。テンペロ博士は、カリフォルニア大学サンフランシスコ総合病院(UCSF)ヘレン・ディラー家族総合がんセンター、およびUCSF膵臓センター所長です。

写真1NCCN Tempero1

(編集注:テンペロ博士は、米パンキャン本部科学諮問委員会委員を長年務めており、NCCN膵腺癌策定委員会委員長を20年間務めています。今年7月に開催された第50回日本膵臓学会大会において、プレナリースピーカーとしてテンペロ博士は招聘され、日本の膵癌診療ガイドラインも3年に1度ではなく適宜改訂される必要があるとコメントされました。)

(more…)

Continue ReadingNCCN:米NCCNガイドライン改訂にみる膵臓がん治療の進歩

ASCO:ゲノム医療は膵臓がん患者の全生存期間を2倍に延長

  • Post author:
  • Post category:News
  • Post comments:0 Comments

ASCO:ゲノム医療は膵臓がん患者の全生存期間を2倍に延長

~パンキャンアメリカ本部で進行中のノウ・ユア・チューマ(Know Your Tumor)プロジェクトで明らかに~

2019年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)では、米ジョージタウン大学のマイケルピシュベイン博士(Michael J.Pishvaian)とパンキャン本部 科学研究部門のトップのリン・マトリジアン博士(PanCAN Lynn M.Matrisian)ら、パンキャン本部が進めるノウ・ユア・テューマ (Know Your Tumour:KYT)プロジェクトを介した共同研究により、ゲノム医療は膵臓がん患者の全生存期間を2倍に延長したことが発表され大きな話題となりました。ノウ・ユア・テューマプロジェクトは、患者から腫瘍を提供してもらいゲノム解析ののち、各人の最適な治療法につなぐ、主要な医療施設と提携しNPOが主体で行う全米での初めての試みで、「がん遺伝子パネル検査」で明らかになった遺伝子変異にマッチした治療薬を投与された患者は、遺伝子変異にマッチした治療を受けなかった患者、また標準治療を受けた患者に比べ、全生存期間(OS)と、無増悪生存期間(PFS)が 2倍と有意に改善したことが明らかになりました(OS:1.81年vs0.73年、p=0.000193)(PFS: 10.49カ月vs 4.53カ月、p=0.0122)。

この研究成果をもとに米国の膵臓がん診療ガイドライン(NCCN Guideline)は改訂され、新たに転移性膵臓がん患者には診断時に「がん遺伝子パネル検査」と「生殖細胞系遺伝子検査(Germline Test)」を実施し、最適な治療を選択できるよう推奨しました。

KYT Matched therapy

(more…)

Continue ReadingASCO:ゲノム医療は膵臓がん患者の全生存期間を2倍に延長

2019年11月4日(祝)パープルストライド東京2019@日比谷公園

11月4日(祝)『パープルストライド東京2019 + ヘルスフェア2019』

~歩いたり、走ったりすることで、すい臓がんを啓発しよう~

すい臓がんチャリティ・ウオーク&ラン「パープルストライド東京2019」の受付を開始しました。このイベントは、米国ですい臓がんの5年生存率が、わずか4%だったときに生まれました。旅立つ方も、それを見送る家族のだれもが 大きな失望と悲しみに押しつぶされそうだった中、「この病気を撲滅したい、闘病中の患者・家族に希望を与えたい、膵臓がんという真っ暗闇の世界に光を与えたい、何か希望を創り出したい」―そういう思いから生まれたのがこのイベントです。

◆参加申込はこちらから  https://bit.ly/2m0j5qA

(more…)

Continue Reading2019年11月4日(祝)パープルストライド東京2019@日比谷公園

2019年9月21日『すい臓がん患者さん・ご家族・医療関係者のためのゲノム医療の最前線~』

 『すい臓がん患者さん・ご家族・医療関係者のためのゲノム医療の最前線』

 米パンキャン本部から、待望のノウ・ユア・チューマ(Know Your Tumor:KYT)プロジェクトに関連した研究成果が米国臨床腫瘍学会(GI-ASCO2019)でリリースされ、ゲノム医療の高い治療効果が明らかになりました。想像されていた以上に多く患者さんに標準療法以上の高い効果が期待できることもわかりました。その結果、今年4月に米NCCNガイドライン(膵癌診療ガイドライン)が改訂され、米国ではがん遺伝子パネル検査を受けることが転移性膵癌患者に一次治療前から推奨されることになりました。

 すい臓がん患者には一日でも早くゲノム医療を受けてもらい、その恩恵を享受してもらいたいというのがパンキャン日本支部の活動目標です。そのために米パンキャン本部が進めてきたKYTプロジェクトの責任者を日本に招聘し、東京で開催された日本膵臓学会大会、京都で開催された日本臨床腫瘍学会学術集会において、KYTプロジェクトの成果(ゲノム医療で生存期間が倍増)を医療者向けに発表してもらいました。また、膵癌診療ガイドライン策定委員会のメンバーとの意見交換会も開催しました。

 そのようなすい臓がんのゲノム医療の普及活動を進めているパンキャンジャパンから、すい臓がん患者さんとそのご家族に、知らないと本当に損をしてしまう、ゲノム医療の基礎知識をお届けするのが今回のフォローアップセミナーです。質疑応答の時間も充分にとっています。奮ってご参加ください。

Hayashi small

慶應義塾大学医学部 ゲノム医療ユニット 
統括マネージャー・助教 林 秀幸先生

(more…)

Continue Reading2019年9月21日『すい臓がん患者さん・ご家族・医療関係者のためのゲノム医療の最前線~』

『[報告] 8/4 「第50回日本膵臓学会大会・市民公開講座」を開催しました』

『[報告] 8/4 「第50回日本膵臓学会大会・市民公開講座」を開催しました』

公益財団法人テルモ生命科学芸術財団「2018年度医療・健康向上貢献助成事業」
パープルリボンセミナーin東京2019

パンキャンジャパン本部は、テルモ生命科学芸術財団「2018年度医療・健康向上貢献助成」ならびに多数のスポンサーのご支援を受け、すい臓がん患者の治療成績向上をめざした「第50回日本膵臓学会大会・市民公開講座」を東京都千代田区にて開催しました。第50回日本膵臓学会大会との共催で、日比谷公園図書館講堂にて開催されたセミナーは満員御礼で、暑い夏日のなか、ご参集いただきました皆様に感謝申しあげます。

(more…)

Continue Reading『[報告] 8/4 「第50回日本膵臓学会大会・市民公開講座」を開催しました』

2019年9月22日 第3回「すい臓がんの患者さんために考えられた料理を作る―調理実習 秋分の日スペシャル」

2019年9月22日 第3回「すい臓がんの患者さんために考えられた料理を作る―調理実習 秋分の日スペシャル」

秋分の日に近い9月22日(日)に、第3回すい臓がんの患者さん、ご家族を対象に「ツルツルレシピで栄養増進―調理実習 秋分の日スペシャル」を開催いたします。「体重が減ってしまった」「何を食べたらよいかわからない」「患者さんに食べやすい食事が知りたい」等、病気に向かい合う患者さん、ご家族は「食事と栄養の取り方」について様々な疑問をお持ちです。今回は、「食べるヒントと知恵」にフォーカスして、「すい臓がんの患者さんために考えられた料理」を作る調理実習を行います。ゲノム医療が進み、治療の選択肢が増えてきている膵臓がんの領域において、患者さんのQOLを高めることが大切になってきています。栄養を上手に摂り続けることで、よりよい予後になる場合が多くあります。ご興味のある方はぜひご参加ください。

(more…)

Continue Reading2019年9月22日 第3回「すい臓がんの患者さんために考えられた料理を作る―調理実習 秋分の日スペシャル」

2019年8/月27日 三重大学「科学的な手法で楽しく解説―膵がんグルメディカル教室」

2019年8/月27日 三重大学「科学的な手法で楽しく解説―膵がんグルメディカル教室」


他施設のイベントのご案内です。パンキャンの栄養講座とも連携している、三重大学様の膵がんグルメディカル教室
パンキャンの眞島理事長が、2016年に「三重大学パープルリボンセミナー」に登壇した際、管理栄養士の原なぎさ先生の講演に「栄養について、今まで聞いたことがない 素晴らしい講演をお聞きした」と感銘を受けて、パンキャンの栄養講座につながったという経緯があります。本グルメディカル教室は、本家本元のイベントで、膵臓をはじめとする消化器系の解説と働き、それに基づく食べ物や栄養の摂取の方法から実践まで、食べることが難しくなる すい臓がんに向き合う方には大変貴重な内容です。

(more…)

Continue Reading2019年8/月27日 三重大学「科学的な手法で楽しく解説―膵がんグルメディカル教室」

2019年4月13日『[報告] 千葉支部 「パープルリボン医療セミナー2019」を開催しました』

『[報告] 4/13パンキャンジャパン千葉支部 「パープルリボン医療セミナー2019」を開催いたしました』

公益財団法人テルモ生命科学芸術財団「2018年度医療・健康向上貢献助成事業」
パープルリボンセミナーin千葉2019

千葉県がんセンター様との共催で、パンキャン千葉支部の初めてのセミナーを4月13日(土)、千葉県教育会館にて開催いたしました。ご参加いただきましたたくさんの皆様、ありがとうございました。
今回のセミナーは、日々前進する3大療法をはじめ、重粒子線療法、集学的治療やゲノム医療等について広い範囲について、講師の先生方が工夫を凝らしてくださり、大変わかりやすくご講演いただきました。開会挨拶をいただいました千葉県がんセンターの山口武人病院長、ご登壇いただきました先生方、司会の石井 浩先生、またボランティアで会をサポートくださいました皆様、ありがとうございました。
パンキャン千葉支部は、千葉県内で長く患者支援活動や、市・県の委員等でキャリアのある金井弘子さんが支部長で2018年に設立されました。今後もサロン・勉強会、セミナー等を進めてまいります。引き続きご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

(more…)

Continue Reading2019年4月13日『[報告] 千葉支部 「パープルリボン医療セミナー2019」を開催しました』

2019年8月9日 『[報告] パンキャン宮城支部「第3回膵がん/胆管がん教室」開催しました』

『[イ報告] 8/9 パンキャン宮城支部「第3回膵がん/胆管がん教室」開催しました』

今年設立された宮城支部の3回目のイベントです。今回は、東北大学病院 集中ケア認定看護師の堀川長子さんを講師に「膵がんの術前準備と術後から退院まで」のレクチャーをしていただきました。手術前は、告知後の混乱の中にある方が多く、どのような準備をすればよいかわかりにくいものです。また術後、どのような経過になるかを知っておくと、1つ1つの変化にも対応しやすくなります。認定看護師の立場からの貴重な情報を得ていただければという趣旨で開催されました。またその後、患者サロンで患者さん、ご家族でお話していく時間も設けることでそれぞれの体験から学びことも、また情報交換もしていただきました。

 
今後も膵がんサロン、セミナー等も進めてまいりますので、引き続きご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
 

(more…)

Continue Reading2019年8月9日 『[報告] パンキャン宮城支部「第3回膵がん/胆管がん教室」開催しました』